ドラマ『半沢直樹』を見た人に良かった所を聞く! 「テンポがいい」「半沢直樹が優しく怖い」「たかた社長に似てる」
日曜日の21時に放送されているドラマ『半沢直樹』は視聴率30%を叩き出す人気である。原作は池井戸潤による『オレたちのバブル入行組』と2作目である『オレたち花のバブル組』を元にしたもの。1話から5話までが1作目である『オレたちのバブル入行組』となっており、後編は6話以降となる。つい先日8月11日に前編が終わり再来週の8月25日から後編に突入となる。
現在のテレビ番組は視聴率が取りづらい状況となっているが、なぜ『半沢直樹』はここまでうけたのだろうか。
周りの見ている人にその理由を聞いてみた。
とにかく話のテンポか良く見ていて飽きない。
これは多かった意見で、前半5話にて5億円を取り返すという話が詰まっている。小説1本分なので、12話まで引っ張ろうと思えばできるはずなのだが、あえてそれをやらずに、5話に凝縮。それが受けたようだ。
モデルやジャニーズが主人公じゃなくチャラチャラしてない。
主人公である堺雅人がイケメンではないと言う意味ではなく、半沢直樹に適役だったということだろう。仮に他局ならジャニーズタレントを起用していたかもしれない。
「倍返しだ」のセリフが好き
ドラマ中に何回も聞ける半沢直樹のセリフ「倍返しだ」もしくは「10倍返しだ」のセリフは、過去のドラマのように名台詞として残るものとなる。古くは『家なき子』の「同情するなら金をくれ!」や『家政婦のミタ』の「承知しました」通じるものがある。
キャストが絶妙に良い
主人公の半沢直樹役である堺雅人だけでなく、他のキャストも非常に良いと評判である。
半沢直樹の妻である花役である上戸彩、同期の渡真利忍役の及川光博、大阪西支店の支店長の浅野匡役の石丸幹二、国税局(金融庁から出向)の黒崎駿一役の片岡愛之助など濃いメンツが揃っている。もちろん女性ファンを喜ばすために部下の中西英治役である中島裕翔(Hey! Say! JUMP)も登場する。
主人公である半沢直樹が優しく怖いところ
主人公の半沢直樹はとても優しく部下からも信頼される人物。部下の失敗にすら怒らず逆に励ますくらいである。しかし時には「倍返しだ」と徹底して仕返しをする場面が見られる。5話の追い込むシーンは爽快そのものである。大逆転劇が好きな人は必見である。
何度も窮地に追い込まれる
ドラマでは何度も窮地に追い込まれることがある、しかし仲間の助けや運の良さもありどうにか切り抜けることができるのである。
ピンチになった場面から上記の逆転劇の繋がりが、まさに最高なのである。
アダルトなシーンが皆無
ドラマと言えばお約束のラブシーンがあるのがお約束だが、『半沢直樹』に至ってはそういったシーンはほとんどない。あると言っても壇蜜のキスシーンくらいである。
堺雅人がジャパネットたかたの社長に似てる
ドラマの面白さとなんら関係ないがこのような意見も挙がっていた。
以上のように純粋に面白さを求めた結果、視聴者に受けたのである。原作も売れており130万部の大ヒットとなっている。特に2作目である『オレたち花のバブル組』は今売り切れ中で書店でも入手困難なようだ。『半沢直樹』のヒットを受けて、監督は今までのマーケティングの適当さを指摘しているくらいである。
※画像は『半沢直樹』ウェブサイトより引用。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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