スーパーマンの新作『マン・オブ・スティール』の「プロの声優にこだわった」というキャスティングに賞賛の声

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星野貴紀

8月30日より、アメコミのヒーロー『スーパーマン』の新作映画『マン・オブ・スティール』の公開が予定されている。

吹替については、ぴあ映画生活に
プロ声優の起用にこだわり。『マン・オブ・スティール』日本語版キャストが発表
という記事が掲載された。これに対して、ネットユーザーからは賞賛の声が集まっているようだ。

記事によれば、『マン・オブ・スティール』の日本語吹替キャストは

クラーク・ケント/カル=エル(ヘンリー・カビル)…星野貴紀
ロイス・レイン(エイミー・アダムス)…中村千恵
ゾッド将軍(マイケル・シャノン)…広瀬彰勇
ジョナサン・ケント(ケビン・コスナー)…津嘉山正種
マーサ・ケント(ダイアン・レイン)…塩田朋子
ペリー・ホワイト(ローレンス・フィッシュバーン)…石塚運昇
ファオラ=ウル(アンチュ・トラウェ)…田中敦子
ララ・ロー=ヴァン(アイェレット・ゾラー)…泉裕子
ネイサン・ハーディ大佐(クリストファー・メローニ)…てらそままさき
ジョー=エル(ラッセル・クロウ)…井上和彦

となっており、大ベテランの津嘉山正種さんをはじめ錚々たる面々がズラリ。

主役の星野貴紀さんは外国映画の吹替でも活躍しているが、アニメでは『ガン×ソード』の主人公ヴァンがはまり役。「俺は童貞だ!」と叫ぶセリフは局所的に超有名である他、『遊戯王5D’s』や『かんなぎ』といった作品などでも存在感を示している。オフィスPACの所属で、故・野沢那智さんの愛弟子とも言える存在だ。ちなみに、190センチという長身のため、アフレコのマイクの高さとかで苦労しているらしい。

さて、外国映画の吹き替えというと少し前に話題になったものに我らがアイドル剛力彩芽さんがヒロインの吹替をつとめた『プロメテウス』がある。

Amazonのカスタマーズレビューでは

評価が高い有用性のあるレビュー(星4つ)で

映画館で字幕版を見て、3Dを堪能しようと二回目は吹替版で鑑賞。主人公のセリフ聞いて「なんじゃこりゃ?!」でした。その後その下手さが気になり3Dを堪能どころではありませんでした。エンドロールで、でかでかと吹替アイドルの名前が・・・
何もこの映画の主人公の吹替に素人使わなくたっていいじゃないか!
家では3Dで見るわけではなく、字幕版しか見ないのでこれ買いますが、吹替派の方は残念ですね。これが吹替版の現状なのでしょうか。なんとも失望。
字幕派なのでこの点数です。

というものと

評価が高い有用性のあるレビュー(星1つ)で

映画自体の内容は良かったが、日本側の問題があると思う。
映画が大好きで、映画に携ることを自分の人生の仕事に選んだ方々が不在としか思えない。
信念があれば、こんなお粗末な吹き替えで同じ映画好きに発信しないと思うからだ。
どんな世界もそうだと思うが、半端な奴が聖域を乱し駄目にする。
オリジナルの製作された国々役者の演技を字幕で堪能した後に、日本語吹き替え版を見て声優の方々の仕事を堪能し感心し「映画って本当にいいな」と見るたびに思い知り、次は何を見るかなとワクワクのスパイラルが心地良い。
その流れをさえぎる声優が多くなってきているように感じるが、成長の過程を見届けようじゃないか!と、勝手に見守る親心でクリアしてきた。

だが今回の剛力さんのは問題外だよ。

というものが。星1つの方は「1013 人中974人の方が、このレビューが参考になったと投票」というなかなかすさまじい数字のものである。

ネットユーザーも、例えば現在上映中の『モンスターズ・ユニバーシティ』の爆笑問題・田中裕二さんとホンジャマカ・石塚英彦さんの吹替については高評価だったりするようなので、有名人による吹替を全否定しているわけではないと思われる。しかしメディアに取り上げてもらうための言わば安易な宣伝目的で実力不足のタレントを吹替に起用という事態にはかなり嫌悪感を抱いている模様。
それ故に、今回の「プロの声優にこだわった」という姿勢を支持する声が多いようである。

※画像は『オフィスPAC』のサイトより引用

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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