マクドナルドの客層で1000円のハンバーガーは売れるのか?
『LINE』のタイムラインやマクドナルド公式ウェブサイトで告知されていた「クォーターパウンダー新商品試食イベント参加者大募集!」の告知をご存じだろうか。すでに募集は締め切っているが、この試食会は札幌、名古屋、大阪、福岡の4都市で行われる。
新たなクォーターパウンダーということだが、様々な憶測が(ガジェット通信のみで)飛び交っている。パンは豪華に、具はアボカド、トリュフ、黄色い輪っか状の果物など……。1種類のクォーターパウンダーではなく3種類を1日限定として別々の日に3回実施するという。上記のアボカド、トリュフ、黄色い輪っか状の果物は一緒に入っているのではなくそれぞれ別々に入っている可能性が高い。
そして極めつけは値段が1000円を超えるのだという。しかしマクドナルドが1000円とは少しばかり挑戦的である。そんなわけでマクドナルドで1000円のハンバーガーが売れるのか考察してみた。
マクドナルドの客層
マクドナルドに週に数回行く私だが、マクドナルドの客層は高校生など若者がポテトで長時間長居する場となっているようだ。そのほか家族連れやカップル、仕事の休憩に立ち寄るサラリーマンなどの客層が多く見られる。また、皆さんもご存じの“難民”と呼ばれる行き場の無い若者がコーヒー一杯で粘る人の居場所となっており、1000円という高級バーガーが受け入れられるかと言うと疑問である。
マクドナルド=安いというイメージが定着している今にこのような高級バーガーを発売そのものに疑問である。1000円といえば『クアアイナ』、『J.S バーガー』、『ヴィレッジヴァンガードダイナー』のセットメニューとほぼ一緒の値段である。
上記の編集部予想の1000円はもちろん単品価格。それにポテトやドリンクをセットにすると1300円程になるのだろうか。1日限定とは言えとても高校生やサラリーマンが気軽に買える値段では無い。それこそ“難民”は目にもはいらないだろう。
他の商品を安く見せる作戦
マクドナルドの原田社長は今年の商品説明会で「今年はあまり新商品を出さない」とコメントした。しかし昨年以上に新商品を展開しているのがおわかりだろうか。さらにその新商品のどれもが高いのである。これは高い新商品を発売し、既存の商品が安く思わせるというマジックか。
ハンバーガーも数十円値上げしたが「1000円の商品に比べれば安い物だなあ」と錯覚させるという作戦かもしれない。
今後も秋に向けて新商品を展開するだろうが、どれもが高くなっていきそうだ。
新クォーターパウンダーとは? 「トリュフ アボカド入り」「3種類出る」「値段は初の4桁に!」
<この記事に対するコメント&ツイート>
・客層って学生が多いだろうし無理ゲーじゃない?
・正直売れないと思う、今の800円のでも絶対買わないから
※みなさんのコメントやツイートを記事公開後に追記しております。
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※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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