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かつてのシンセキッズ達の夢を詰め込んだ、ヤマハの『帰ってきたEOS DAY Special』に行ってきました。

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先日2013年4月19日(金)に東京都中央区銀座にあるYAMAHAのヤマハ銀座スタジオにて行われた『おとなの課外授業 帰ってきたEOS DAY Specail』に行ってきたのでレポートいたします。

さて、このイベントを語る上で欠かせない『EOS』という楽器メーカーのYAMAHAがかつて販売していた大人気シンセシリーズをご存知だろうか?
イメージキャラクターとして小室哲哉さんを起用し、その開発にはaccessの浅倉大介さんが関わっていたり、見た目も女性受けを狙った白のカラーモデルや、内蔵スピーカーを搭載したりと、シンセサイザーを始めるキッカケになったという人も多い伝説のシンセサイザー。

当時はテレビCMや、小室哲哉さんが実際にライブで使用したり、通称EOSコンテストというEOSを使った楽曲コンテストを行ったりと、クロスメディアで様々なイベントが行われたシンセの枠組みを超えるひとつの時代を作ったシンセサイザーでした。


それまで「シンセサイザーって何?」って言っていた人達を一気に囲いこんで、イメージキャラクターが小室哲哉さんだったのもあり、EOSでシンセを始めたという人も大変多く、またそのキッカケとなったのが『EOS DAY』という、実際に各地の楽器屋さんやレコード店などでEOSの使い方をレクチャーしてくれるというイベントだった。

現在EOSシリーズは2001年に発売されたBX(ビーテン)を最後に製造がされていないため、関連のイベントも伝説のイベントとして当時シンセを始めたシンセキッズ達の中では時折語られるものとなってしまったのですが、なんと今回そのEOSのイベントEOS DAYが1日限定で復活することとなったのです。

今回のイベントは音楽プロデューサーの浅田祐介さんと、同じく音楽プロデューサーの田辺恵二さんによりイベント『おとなの課外授業』とのコラボ企画。昨年行われたイベントにてEOSを取り上げたことがYAMAHAさんの目に止まり、今回コラボ企画としてイベントが行われました。


イベントはまずプレゼンターの浅田祐介さんと田辺恵二さん、そしてアシスタントMCの有野いくさんの軽快なトークでスタート。
イベントの前半部は当時のEOS DAYを彷彿とさせるEOSの解説コーナー。

最初に呼ばれたのは、当時実際にEOS DAYで各地を回っていて、EOSの教則ビデオなども出していた音楽プロデューサーの守尾崇さん。

実際にステージ上に置かれたEOSの実機を触りながら、

当時と同じようにEOSを使って実際に音楽を作る過程などを紹介していました。

そして次に呼ばれたのが、さきほどご紹介したEOSを使ったコンテストの第三回大会『YAMAHA EOS STARSHIP ’92』で優勝をし、それをキッカケにプロになって、さらにEOS B2000等のEOSシリーズのシンセの開発に関わるようになったまさしくEOSの申し子の音楽プロデューサーの藤田宜久さんが登場。

実際に藤田さんもEOS DAYで講師をされたりしていたので、当時実際にEOS DAYに行っていた人達からすると、とても懐かしい風景。

そして次に呼ばれたのが、守尾さんや藤田さんのEOS DAYに実際に行っていたという音楽プロデューサーのnishi-kenさんが登場。

nishi-kenさんは、EOS無しでは自身の音楽人生は語れないというほど、今でも時折ステージキーボードとして使うほど、EOSに対しての思い入れがある方。

そして更に最後に呼ばれたのがI WiSHなどの活動でも知られる、音楽プロデューサーのnaoさん。
naoさんもEOSが最初のシンセだということで、大変思い入れがあるとのことで登場。


EOSを使ってその場で、みなさんがアドリブでアレンジをして演奏を聴くなどして大変盛り上がりました。


また、会場には様々なEOSに関わる方からのコメントも寄せられていました。
中でもSOUL’d OUTのShinnosukeさんのコメントが大変熱く、

またaccessの浅倉大介さんによるビデオメッセージは

EOSを開発していた人ならではの発言で会場を沸かせていました。
また、小室哲哉さんからのコメントも意味ありげで会場中が沸いておりました。

そしてイベント後半戦はライブステージに。

最初は田辺恵二さんによるYAMAHAの開発したVOCALOIDと、

リアルの女性ボーカルとのデュエット曲を、この日のために用意。

田辺さんはCubaseに新しく搭載されたボカロエディター通称『ボカキュー』の解説をするなど、

EOS DAYらしいコーナーも用意。

ステージにはライブアイドルのasfi七瀬いづみさんが登場し、

初音ミクとのデュエットという新しいステージを魅せてくれました。

続いては、藤田宜久さんがYAMAHAの誇るSCM音源が搭載されたCP1と生ギターとの演奏で会場を魅了。

自身がプロデュースするkimeruさんの楽曲のインストバージョンを聴かせてくれた。

続いて登場したのがnaoさん。現在『告うたのカリスマ』として話題になっている、

naoさんが手がけるericaさんと登場。

こちらも先ほどのCP1を使いしっとりと3曲ほど聴かせてくれた。

そして次にnishi-kenさん。プロデュースするアーティストminiさんを従えて登場。

nishi-kenさんが人生で初めてEOSで打ち込み(コンピューターで自動演奏させる手法)をしたというhitomiさんの『CANDY GIRL』のリアレンジバージョンで、会場中を沸かせた。

会場のボルテージが一気に上がったところで、この日の出演者が全員集合。

EOSには様々な小室哲哉さんプロデュースの楽曲がデモ曲として使用されていたのですが、

その中の代表曲のひとつ、TRFの『BOY MEETS GIRL』を全員で披露。

最後はTM NETWORKの代表曲である『Get Wild』で締め、会場中は一気にヒートアップ。イベント終了となった。

 

会場には当時のEOSシリーズが並べられており、実際に触ることも出来た。
小室哲哉さんの写真などもあり、当時のEOSファン達は興奮していた。

また、当日はYAMAHAの最新機種のMOTIF XFシリーズ、そしてMXシリーズの展示あり、当時EOSで我々に見せてくれたドキドキ感を受け継ぐサウンドに触れることも出来た。
実は筆者もかつてはEOS DAYに実際に行き、

YAMAHAのシンセ(筆者が買ったのはEOSではなくW5という機種でした)を触る毎日を過ごしていた少年の1人。
取材であることも忘れ、当日は大変興奮しながら楽しませて頂きました。

出演者のみなさまの集合写真。
本当に出演者のみなさまが何よりも楽しんでいるという印象でした。

音楽というひとつのツールで集まる様々な想いが集結した、

観客も出演者もともに楽しいとても楽しいイベントでした。

 

おとなの課外授業ウェブサイト

ヤマハ銀座スタジオ

(画像協力 AKIBA 伝えたい!放送局

※この記事はガジェ通ウェブライターの「常時系」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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