今回もあるの? FFオンラインのベータテスト商法
『ファイナルファンタジーXI』(以下、FF11)といえば、記念すべき第一作目のオンライン(MMORPG)『FF』だ。2010年にはオンライン『FF』第二作目として、『FF14』が登場する。本サービス開始前に大規模なベータテストが行われるはずなので、体験版としてゲームをプレイすることが可能と思われる。
だが、大規模なベータテストとはいえ、1000人や3000人のベータテスター枠があったとしても応募者数からすれば少ない数字と思われる。少なくとも1万人規模のベータテストをやらない限り、ベータテストに参加したいと思っている人たちの多くに参加権が行き渡ることはないだろう。事実、『FF11』のときもベータテストに参加できずに悲しい思いをした人たちが多くいた。
その中には、「お金を出してでもベータテストに参加したい!」という人がいたのも事実。そんな人向け(?)なのか、「モデムを買ったらベータテストの権利をやる!」というキャンペーンが開始されたのを覚えているだろうか? 『FF11』とタイアップした特定のパソコン用モデムを購入することにより、『FF11』のベータテスト参加の権利がもらえるのである。これは、とあるメーカーがスクウェア・エニックスと組んで行ったキャンペーンで、当時は大々的にPRされていた。
惜しくも普通のベータテスト参加権の抽選に落ちてしまった人は、モデムがあるのにモデムを買って『FF11』に参加した人が多数いたようだ。ガジェット通信編集部は、そのうちの一人に話を聞くことができた。彼は『FF11』をいち早くやりたいがためにモデムがあるのにモデムを買って『FF11』のベータテスト版をプレイしたという。
「どうしても早くやりたかった。おかげで『FF11』がどんなゲームか早く知ることができたし、本サービスが開始されてからもスムーズにゲームを進めることができたよ。モデムは届いてからすぐに『ヤフオク』に出品して売っちゃったよ(笑)」。
確かに、モデムがあるのにモデムを買っても意味はないし、『FF11』のベータテストに参加さえできれば売ってしまっても問題ない。今回の『FF14』でもお金を出してベータテストの権利を得るというキャンペーンは開催されるのだろうか? どうしてもやりたいという人にとっては嬉しいキャンペーンかもしれないが、高額すぎると手が出しにくいかもしれない。
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