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20歳のときに知っておきたかったこと

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今回はktさんのブログ『quipped』からご寄稿いただきました。

20歳のときに知っておきたかったこと

就活なるもののシーズンだと聞いた。

そもそも僕はアメリカの大学を出て、アメリカで就職しているので、日本の就活に関して具体的なアドバイスは当然できない。もっと言ってしまえば、大学を出た時は一社しか受からなかったし(正確には一社受かった後、仕事を探すのをやめてしまった)、その後の転職も、一社誘いが来たら基本的にそこで転職活動終了だったので、「どうやったらたくさん内定が取れるか」「面接で好印象を与えるコツは」みたいな助言は到底できそうにない。むしろご教授願いたい立場である。

だが一応曲がりなりにも数年社会人をやってきたものとして、リクルートスーツに身を包み、どうせ読まれもしないエントリーシートを書きまくり、会社説明会からOB訪問へ奔走するシューカツ生に、いくつか伝えたいこともある。このブログの他のエントリと一緒で、基本的にムチャクチャでマユツバなので、気軽に読み流してくれればいいと思う。

それなりに読みやすいように、10の短いアドバイスにわけてみたが、本題に入る前に、メタアドバイスを。このエントリのタイトルだが、当然西のハーバード(なんだっけ)と名高いスタンフォード大学のシーリグ教授の本のタイトルをパクったものだ。パクったことは認めるが、少なくともこのタイトルに釣られて読みにきた純真無垢な就活生もいるはずだ。ということで、最初の(メタ)アドバイスは、「流行っているものは上手く利用しろ」だ。

さて本題。10項目とか長いから、まず目次。

1.大抵の大人は大抵何も知らない。
2.大抵の大人は何かに長けている。
3.なんでもいいから能動的に読め。
4.なんでもいいから能動的に書け。
5.なんでもいいから周囲を助けろ。
6.なんでもいいから助けてもらえ。
7.勉強せんでいい。何かを覚えろ。
8.英語ができると何かとラクだぞ。
9.ホントの意味でやさしくなろう。
10.今の時代の主人公は、自分だよ。

1. 大抵の大人は大抵何も知らない。

まず最初に大人たちがひた隠しにしているシンジツを教えよう。

大抵の人間は大抵のことに関して、幼児向けプールくらいの浅い知識しか持っていない。就活をしていると色々な大人に尋問されるだろうが、慌てないで注意深く話を聞き、疑問に思ったら点を質問しよう。驚くほどテキトウな答えが返ってきたり、場合によっては答えに窮するかもしれない。

個人的な経験として、何かについてよく知っている人ほど、自身の無知をあっさり認めるものだ。もし面接中に、知ったかぶりをする面接官がいたら、その会社には行くな。君たちが受けている会社はだいたいどれも未来が暗いんだ。なにも知ったかぶりをするやつと一緒に仕事をする理由はない。

2. 大抵の大人は何かに長けている。

さっきのアドバイスと矛盾するじゃないかと思った君は、論理的思考に欠けているから、さっさとこのウィンドウを閉じて、論理パズルの本でも読もう。

よく考えれば当たり前なのだが、何十年も生きてきている以上、みんな大人は何かはそれなりに得意なのだ。文章力だったり、チームをまとめる力だったり、アイデアが豊富だったり、よく気が利いたり。その人の長所は、大学での専攻や会社の役職と必ずしもマッチしているわけではないので、相手を注意深く観察して、彼らの長所から学ぼう。

3. なんでもいいから能動的に読め。

ポイントは「能動的」である。字面を追って理解したところで、意識の高い連中のパーティの話題程度にしかならない。読む対象はなんでもいい?ビジネス書でも、新聞でも、ラノベでも、チラシでも?から、自分はどう思うか、どこが良くてどこが悪いか、なぜこの表現が自分の注意をひいたのかといったことを考えながら読もう。だらだら本を読むくらいなら、友達と遊んだ方が100倍有意義だ。

4. なんでもいいから能動的に書け。

これは日本に限ったことではないが、みんな文章を書かな過ぎである。学校で書かされる文章は、権力者(先生)の顔色をうかがい、空気を読む訓練なので、まあ役に立たないわけではないが、自分の意見をきちんと文章化する訓練は、アメリカも日本も圧倒的に足りないので、君たちが自分で補うしかない。

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