ビデオもVGAも入力可能な7.1inchカラー液晶モニタ

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プラネックスコミュニケーションズから、ビデオ入力もVGA(アナログRGB)にも対応しているXGA(1024×768)対応高画質液晶モニタ『LCD-7CX』が登場しました。最近はノートパソコン向けにUSB接続の小型の液晶モニタが数多く登場していますが、本製品はVGAで接続することもできる上にビデオ入力にも対応しているという点では、従来のデスクトップ用液晶モニタの延長上にある製品と言えそうです。

– 小型化だけではなく「高画質」
液晶技術には定評のあるシャープ製カラー液晶を採用したことにより、『LCD-7CX』は単純に小型化を果たしただけではなく、「高画質」を詠えるだけのクオリティを確保しています。そのため、サーバー用、あるいは防犯カメラの監視用といった業務的な用途はもちろん、ゲームやDVD鑑賞といった用途など、幅広い利用方法に対応可能なのです。

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– XGA対応と可読性の高さ
解像度は1024×768ピクセルのXGAまで対応しています。7.1インチでXGAですと文字はかなり小さくなりますがきめ細かいドットピッチのおかげか、読みづらさなどは感じませんでした。試しにこの記事の編集も『LCD-7CX』で行いましたが特段不便に感じる箇所などは見当たりませんでした。

– 窓際での使用を試す
また、低反射パネルを採用しているため、窓際などでも太陽光による反射やギラつきを抑え、鮮明な画像が得られることに成功しています。そこで、実際に窓際にこのモニタをPCごと持っていて試してみました。携帯電話の画面が屋外で見づらい覚えをした人は、お分かりかもしれませんが、通常、太陽光と液晶は余り相性がよろしくありません。しかしながら、『LCD-7CX』の場合には窓際でも可読性が高く、特にストレスは感じられませんでした。ただしAC電源は必須ですので屋内用途が基本となるでしょう。また、光源の種類によっては液晶の色味が変わって見える事がありました。

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-モニタとしてのユーザビリティ
色味やコントラストなどについてはメニュー画面からの調整が可能になっています。本体の右側面に並んだボタンでの調整になるのですが、ボタンの形や位置が均一なため、当初は思ったように操作が出来ませんでした。ここについては少々の慣れが必要かもしれません。2系統ある入力の判定はオートではなく、独立した入力スイッチを別途設けたことで使いやすさが高くなっていると感じました。余談ですが、放送やイベントなどで外部モニタを使用する場合、往々にして入力切り替えで慌てる事があった身としてはありがたい仕様です。他にはスピーカー内蔵、音声出力端子の装備もある点も便利ポイントとして見逃せません。

『LCD-7CX』は屋内用サブモニタとして非常にバランスの取れた製品だと感じました。多目的用途に一台考えている方や適度な広さのサブモニタを使いたいけどスペースが足りない、といった方にはぜひお勧めしたいアイテムです。

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オサダコウジ

慢性的に予備校生の出で立ち。 写真撮影、被写体(スチル・動画)、取材などできる限りなんでも体張る系。 アビリティ「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」 「寒い場所で耐える」「怖い場所で驚かされる」 好きなもの: 料理、昔ゲームの音、手作りアニメ、昭和、木の実、卵

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