【動画】『iPhone5』があまりにも軽すぎで危険? 浮いてしまう不具合の検証動画
9月21日に世界中で一斉に発売された(一部国は除く)アップルの新スマートフォン『iPhone5』だが、前回の『iPhone4S』よりも画面は大きくなったのに対して、本体は更に薄くなり、重さもさらに軽量化されている。これ以上軽くなってどうするのかっていうくらいである。
そんな軽量化された『iPhone5』だが、軽すぎる故に不具合が生じているようである。その不具合とはなんと浮いてしまうのである。そんな浮いている場面が動画に撮影されYouTubeに投稿されたので紹介したい。
発売されたばかりの『iPhone5』を触る女の子。しかし手から離すと上の方に浮いていってしまうのである。タッチ操作時も片手で支えることなく浮かせながら操作ができるので子どもには便利?
このアップルのCM風に作られた『iPhone5』の動画。実は完全なフェイク動画なのである。みんなはこういう不具合があると信じてしまったのではないだろうか。……んなはずないって?
この動画を作成したEiさん(15)とコンタクトが取れたので今回制作した切っ掛けなどを聞いてみた。
――動画を作った切っ掛けは?
CG(VFX)に興味があったのは半年前です。Lady Gagaの『Marry The Night』のPVで車の炎上や爆発がありました。僕はそれをてっきり本物だと思っていました。しかしメイキング動画でそれがCG(VFX)だと言うことに大きなショックを感じました。なぜ『iPhone5』を飛ばそうかと考えたのは3つの理由があります。1つ目は『iPhone5』が軽いという点です。もし空気よりも軽い、あほらしい考え方だが-1gだったら? 2つ目は僕はAppleが好きでもっとたくさんの人に知ってほしい、もしかしたら見てほしくなったかもしれない。3つ目は新感覚の商品レビューということです。
――苦労した点は?
一番苦労した点は編集ですね。1フレームごとにマスクパスを変更なければならない。つまり5秒の1カットでも数十分かかります。週末は撮影と編集漬けで、体調まで崩してしまいました。目標はZach King様の様な動画を出すことです。映像制作は絶対やめません。理由は好きだから。最高傑作です。見ていただいた人たち全員に感謝します。
と、コメントしている。ちなみに作成に用いたソフトは『Adobe AfterEffects』と『Final Cut Pro X』である。このような数秒のフェイク動画にも1コマ1コマ手を抜かず制作しており、その意気込みが感じられる。
次回作も何かしら作る予定だということなので、是非期待したい。動画を見た方も是非『YouTube』コメントに投稿してあげると励みになるだろう。ちなみに制作者はまだ15歳だという。将来有望である。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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