ガジェット通信、日本インターネット報道協会に加盟「政府記者会見での自由な取材へ前進」(深水英一郎)
ガジェット通信の日本インターネット報道協会加盟が承認されました。省庁や政府記者会見での自由な取材へ一歩前進です。
門前払いだったガジェット通信が、政府記者会見への出席可能に
国会での取材や、省庁などで開かれる記者会見への参加について問い合わせると、ネットメディアの場合、たいてい「インターネット報道協会へ加盟されていますか?」ときかれます。
要するに門前払いだったわけです。
これら国会や省庁等、政府関係機関での取材活動では、前提として報道協会への加盟が求められる場合があります。事実上ネットメディアが国会や省庁で取材を行おうとした場合、この協会への加盟が必須条件となってしまっています。
もちろん、インターネット報道協会へ加盟すればすぐに政府記者会見に出席できるわけではなく、さらにそれぞれの機関ごとにハードルはあるのですが、確実にひとつハードルをクリアしたと言えるでしょう。
ガジェット通信の「夢」
インターネット報道協会のサイトに以下のような記述があります。
「当協会といたしましては、報道コンテンツを制作・配信されている個人の方も、今後、個人会員として広く招き入れたい希望を持っておりますが、現時点では事務処理が追いつかないため、当面は個人会員の受け入れは保留させて頂いております。」
[日本インターネット報道協会サイトより引用 http://www.inaj.org/04/ ]
この「事務処理」の部分をお手伝いさせていただいて、保留されている個人会員の受け入れを再開するお手伝いをできないかというのがわたしたちの「夢」のひとつです。法人サイトだけではなく、個人サイトでも加盟できる形となるためのお手伝いができ、結果報道コンテンツが充実すれば世の中にとってもプラスになるのではないか――そんなことを考えています。もちろん、それが果たしてわたしたちにできるものなのかというのは今の段階ではわからず、あくまで「夢」の話ですが、それが実現できれば素晴らしいなと思っています。
「どこでも取材」へ一歩前進
夢は夢として、まずはなにはともあれ政府各機関へ取材のお申込みや記者会見への参加承認のお問い合わせを進めさせていただこうと思っています。
読者が知りたいと思ったことを率先して取材し、話をきいてくるというのがガジェット通信のポリシーであり、その対象がデジタルガジェットであっても、書籍や映画であっても、ゲームであっても、政府機関であっても基本は同じです。「どこでも取材」のために、今回は一歩前進できたというお知らせでした。
みなさん、今後ともガジェット通信をよろしくです。
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※写真:National Diet Building By Dick Thomas Johnson http://www.flickr.com/photos/31029865@N06/6700029099/
トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。
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