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内定が取れない学生が気づくべき“勝ちパターン”

 将来への不安はどんな人にもあるはずです。
 特に、経済状況が思わしくなく、先行きの見えない時代といわれる現代ですから、今の会社のまま働き続けていいのだろうか?転職したいけど、自分を採用する会社なんてあるだろうか?と、これからの仕事や働き方について不安を抱えている人は多いはず。
 私たちは、未来への不安とどう向き合っていけばいいのでしょうか?
 今回は『「不安」がなくなる働き方』(フォレスト出版)の著者、坂本章紀さんにお話を伺ってきました。今回は後編をお送りします。

―本書は、今すでに社会人として働いている方だけでなく、就職活動をしている学生の方々にも有用だと思いました。何か月も就職活動をしているにもかかわらず、内定がもらえないという学生にアドバイスをするとしたら、どんなことを話しますか?

坂本「月並みなアドバイスですが、まずは、諦めずに続けて下さい。
私は今まで、何千人と就活生のサポートをしてきましたが、なかなか内定がもらえず大苦戦した学生が最後の最後で一発逆転したケースをこれでもかと言うほど目の当たりにしてきました。本当に、最後の最後まで諦めずに頑張った人は、殆ど結果を出します。そして、もしも万が一希望に沿う結果が出なくても、最後までやり切った人は社会に出てから必ず挽回してくれます。
「勝つまでやれば、負けはない」
過去に私が就活サポートした学生さんが、身を持って教えてくれた言葉です。
もう一つ、“自分スタイル”を確立することをお勧めします。なかなか結果が出ない学生さんによくある傾向が、「どうすれば内定が取れるか?」という“正解を求める姿勢”になっているのです。その為、一生懸命誰かのやり方を真似したり、どこかに書いてあるようなことをアピールしたり、とかく“他人スタイル”を取り入れようとします。
その姿勢から、「一人一人、勝ちパターンは違う」ということに気付き、“自分だけの勝ちパターン”を模索し、気付き始めると、結果が出てきます。
まさに、“自分スタイル”で戦う状態です。みんな顔も違うし、名前も違う。だからこそアピールすべきポイントも違うし、活躍の仕方も違って当然。就活の結果の出し方だって千差万別です。
“借り物の自分”から“本物の自分”にシフトすることが最大かつ最強の就活対策だと思います」

―多くの人が持っているような「将来に対する不安」は、結局のところ解決法のないものです。私たちはどのようにこの不安と折り合いをつけていけばいいのでしょうか。

坂本「「不安がある」ということは、逆に言うと、「理想がある」ということです。
「本来は、こうありたい。こうあるべき」という理想があり、それに対して現実がそうなっていないから、もしくはならなそうだから、不安というものが発生します。
だからこそ不安を感じたら、そこから逃げずに、ごまかさずに、しっかりと向き合って下さい。そして、その不安の先・不安の奥にある、“自分の理想(本当に手にしたいもの)”を明確にしていって下さい。そしてその理想を実現すべく適切な“努力”をしていきましょう。
確かに、不安は一生消えないものだと思います。でもだからこそ、「不安を感じる→理想を確認する→理想を実現すべく努力する」というサイクルを回し続けていけるのです。それが“不安をうまく活かし、前に進む”ということだと思います」

―本書をどのような人に読んでほしいとお考えですか。

坂本「ロストジェネレーション(失われた10年世代)と言われる若手ビジネスパーソン向けに書いた本なので、まずはその世代の人達に読んでもらいたいですね。
そしてその世代を部下に持つ上司の方々、更には入社してまだ間もない20代前半の若手社員の方々、また、これから社会へ出て働こうとしている学生さんにも読んでいただきたいです。
ちょっと広いですが、“「働く」を考える全ての人”に読んでいただきたいと思います」

―最後に、読者の方々に向けてメッセージをお願いします。

坂本「皆さんにとって、「働く」とは何ですか?「仕事」とは何ですか?もしくは、「生きる」とは何ですか?
仕事をし、働くことにより私たちは「不安」を感じます。もしくは、生きているだけでも「不安」を感じます。
その不安と向き合うということは、取りも直さず、自分の「仕事」や「生きること」と向き合うことなのだと思います。是非とも、本書をきっかけに、“自分自身”としっかりと向き合ってみて下さい。
不安をきっかけに“自分のあるべき姿”を明確にして、“本来の自分の持つ輝き”を取り戻し、“充実した人生”を送って下されば幸いです。
本書を読んでいただいた皆さんの人生が、少しでも前向きになり、少しでも希望と可能性が広がることを切に願っております」
(新刊JP編集部)



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