任意の写真やイラストをマーカーにしたARコンテンツが配信可能 エレコムとメガハウスが制作・配信・視聴までカバーする汎用ARサービス『@AR』を提供開始

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任意の写真やイラストをマーカーにしたARコンテンツが配信可能 エレコムとメガハウスが制作・配信・視聴までカバーする汎用ARサービス『@AR』を提供開始

エレコムとメガハウスは7月5日、汎用ARサービス『@AR(アットエーアール)』の提供を開始したことを発表しました。任意の写真やイラストがARマーカーになり、専用アプリをかざすとARコンテンツを視聴できる仕組み。制作から配信、視聴までをカバーする汎用サービスとして提供します。

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ユーザーはiOS/Android向けに無料提供されているアプリ『@AR Player』を使用。

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ロゴなど任意の絵柄をARマーカーとして登録しておき、アプリをかざすとおみくじの結果が出る、といったARコンテンツを配信できます。出現率はシステム側で設定が可能。

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既存の絵柄を後からARマーカーとして登録できるので、カタログにかざすと動画が再生されたり、1万円札1枚にかざすと札束になる、というようなコンテンツも実現可能。

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店頭で発行できるクーポンや、イベント会場限定で配布するフォトフレームなどの用途にも対応します。

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コンテンツの配信には、コンテンツ管理システムの『@AR Station』を使用。ブラウザからマーカーにする画像、配信したい画像・動画などのメディアを登録してクラウドにアップロードすると、『@AR Player』アプリから視聴可能になります。

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配信システムは初期費用1万円+月額980円から利用可能。登録するメディアの容量、数に応じて料金が設定されています。

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配信するコンテンツ制作の受託も実施。『@AR Studio』という名称のサービスで、用途やターゲットに応じたコンテンツを制作します。

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名刺などの印刷物とARコンテンツを組み合わせたネットプリントサービスの提供も予定しています。

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このほか、『@AR』と連動する製品として、アプリをかざすとさまざまなエフェクトが動き出す『@ARペーパークラフト』、カップラーメンの待ち時間にフタの上でコンテンツを表示する『ヌードル/ティーカップカバー』といった製品を発売予定。

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メガハウスが7月下旬に発売する『ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 新世紀 GPX サイバーフォーミュラ スーパーアスラーダ 01』では、特典としてアプリをかざすと楽しめる3D映像を配信。今後、バンダイナムコグループのキャラクターを活用したさまざまな展開が期待できそうです。

AR総合プラットフォーム「@AR(アットエーアール)」
https://atar.jp/

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

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