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『アイアンマン』に選ばれた日本製品・コラントッテ社長にいろいろ聞いてみた! エキストラ出演してどうだった? マーベル社との交流は?

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アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマン、ソー、ハルクら、人気ヒーローたちが集結し、映画史に残る破格のメガ・ヒットを続けるマーベル・スタジオの『アベンジャーズ』シリーズ。その待望の最新映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』がいよいよ4月27日(金)に劇場公開となります。

アベンジャーズの中でも特に人気が高いキャラクターといえば、アイアンマン/トニー・スターク。スターク社長が身につけているスーツや服、ガジェットの数々って憧れちゃいましよね。そんな、我らの憧れアイアンマンが映画『アベンジャーズ』(2012)の中で日本製品を身につけているって知っていましたか?

映画の中でアイアンマンが空中装着するのに腕につけたブレスレットは、医療機器メーカー『コラントッテ』社のもの。さらに、映画の中には『コラントッテ』社長のご家族がエキストラ出演しています! 今回は、小松社長に映画の中に商品が登場する「プロダクトプレイスメント」というタイアップ手法について、エキストラ参加の感想について、色々とお話を伺いました。

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――プロダクトプレイスメントというタイアップ手法を取り入れている日本企業は多く無い様に思うのですが、コラントッテ社がはじめたきっかけを教えてください。

小松社長:弊社コラントッテは、唯一、世界進出を果たした日本の医療機器メーカーなのですが、海外で医療機器の認証を取りつけることは容易ではありませんでした。厳しい審査をクリアしヨーロッパ、トルコ、韓国でも医療機器として認証された製品であること、またタイガー・ウッズを指導したブッチ・ハモン、デビッド・レッドベターとの出会いをきっかけに知名度が高まったことなどが目に留まったらしく、当時マーベル・スタジオの副社長を務めていたボブ氏から直接、提案をいただきました。

彼らにとっても、品質が確かでなければ、映画そのもののイメージを損ないかねないわけです。コラントッテのエビデンスの確かさが評価されたということでしょう。確かに、始まりはアメリカのゴルフ界でしたが、現在ではゴルフ界に限らず世界中のトップアスリートたちが愛用してくれています。 聞けば、日本の企業へのオファーとしては私どもを最初に選んでくださったとのことでした。世界規模で公開される映画ですから、確かに契約金は安くありません。でも、面白そうじゃないかと思ったこと、また当時弊社は、新たにCIを導入した直後だったこともあり、僕はわずか1分で即決したのです。

――アイアンマンとコラントッテ社製品はどの様な所が相性が良いと思いましたか?

小松社長:今僕も身に着けていますが、ブレスレットは弊社のオリジナル・デザインです。アイアンマンのフェイスをどことなくイメージできませんか? もともとあった製品のベルトにヒントを得て改良し誕生したのが、あのキーアイテムです。映画で、トニー・スタークが身に着けるシーンでは、彼のセリフと「マグNEOレジェンド」(ブレスレットの名称)レジェンドを掛け合わせてあって、マーベルの洒落たセンスが嬉しかったですね。その後、トニー・スタークがビルから転落する際中、マグNEOレジェンドを使ってスーツを起動させるシーンがあります。実際のコラントッテの製品ではありませんが、アメリカでは子供向けのトイで光るマグNEOレジェンドが販売されました(日本未発売)。完成した映画を初めて観た時には、大変感動を覚えました。その一方で、公開されたあとの反響に期待を膨らませてもいました。

――社長とご家族は映画にカメオ出演をされていますが、『アベンジャーズ』ほどの作品になると、待ち時間や秘密保持についてなど、大変だったのではないでしょうか?

小松社長:撮影の前日にニューメキシコに入り、クリーブランドで一週間滞在しました。アメリカの現地スタッフを含め10名ほどで現場に入りましたが、驚いたのは毎日、600人程度のエキストラを待機させていて、全エキストラ用の衣装や小道具だけで、ビルの4階分のフロアが埋め尽くされていたことや、小道具を作っているスタッフの素晴らしい仕事ぶりも印象的でした。嬉しいサプライズとしては、僕たち家族の衣装を、アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したアレキサンドラ・バーンが作ってくれていたことです。 私たち家族のわずかな出演シーンでさえ、監督から助監督に何度も何度も指示が入り撮り直し。結局3時間近くかかったように記憶しています。

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――マーベル社との付き合いは今もありますか?

小松社長:『アイアンマン3』でも、ボブからスポンサードを打診されたことがありました。飛んでくるスーツのパーツに、コラントッテのサポーターが使えないだろうかと。さすがに、無理があるとお断りしましたが(笑)、『アベンジャーズ』でプロダクトプレイスメントを実施できたことは、大きな財産になりました。 僕はまだ見ていませんが、実は『ブラックパンサー』にも、コラントッテの製品が登場しています。何も聞かされていなかったので、これには驚きました。

――最新技術で製品を作る、という意味で小松社長とトニー・スタークは共通点があると思います。社長として、一人の人間としてトニー・スタークのどの様な所に魅力を感じますか?

小松社長:世界平和に目覚めた主人公トニー・スタークは、天才的な発明家としての手腕を人々を救うためにふるいました。そうした生き方にシンパシーを感じる部分もあり、また映画のテンポやスケール、なにより人間味あるキャラクターに感動しました。ただ悪と戦うだけではないヒーローの苦悩と成長をしっかり描いていて、これはマーベルのヒーローに共通する魅力なのでしょう。僕の世代からみても「かっこいい」ヒーロー像ですね。

――今日は大変貴重なお話をどうもありがとうございました!

【動画】「アベンジャーズ」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=Z4I4iu4fdP8 [リンク]

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(C)2017 MARVEL (C)2018 MARVEL
https://www.disney.co.jp/studio/campaign/marvel-aiw.html [リンク]

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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