撮影手法に革新をもたらすマイクロドローン映像が凄い! 30gの機体で見たことのないカメラワークを実現
安定飛行が可能で、家の中でも安全に飛ばすことができると人気のマイクロドローン。そんな超小型ドローンを使ってHD撮影を実現したテスト映像が話題を集めています。
『YouTube』(チャンネル名:Katsu FPV)にて公開された動画『オンナノコズ:”Onnanocos” × Micro Drone』は、カメラが桜の木々の間をすり抜け、校舎の窓から教室の中へと入っていく映像からスタート。
教室にいる女の子たちのすぐ側を飛行し、伸びをする腕と腕のわずかなスキマもくぐり抜けるドローン。マイクロドローンはプロペラガード装着が必須となっているので、安全性が高いのも特徴です。
そして特筆すべきは、校舎の外から教室の中、さらには廊下に出てまた別の教室へと、すべてワンカット(カメラの長回し)で撮影されていること。映画やミュージックビデオでよく見かけるワンカット風の映像(実際はいくつかのシーンを編集でつなげていることが多い)ですが、このFPVカメラを搭載したマイクロドローンが実用化されれば、新たな演出技法として注目を集めそうです。
この動画の制作者は自身の『Facebook』にて、「去年の始めからマイクロドローンに興味を持ち、その30グラム弱の機体でHD撮影できたら今までない視点の映像ができるだろうと試行錯誤してきました。」と説明。続けて、「今回、レーシングドローン関係から広がった多くの方より勉強させて頂き、やっと機体が完成し、少し前にテスト撮影の機会を頂きましたので、その映像を共有します。」と、映像公開に至った背景を紹介しています。
オンナノコズ:”Onnanocos” × Micro Drone(YouTube)
https://youtu.be/MI2tgUKK3Ds
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