Amazon、GoogleのAIアシスタント対応ディスプレイスピーカー「ClazioSpeak」

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AlexaとOK Google。現在、このふたつのAI音声アシスタントは市場で鎬を削っている。

では、両者が共に搭載されている製品はないのか?

国内クラウドファンディング「Makuake」に、こんなものが出展された。両規格のアシスタントに対応のディスプレイ型スピーカー「ClazioSpark」である。

・現在進行系の進化

フルHD7インチの液晶画面を持つこの製品は、まるで昔のテレビを思わせるデザインだ。

これはBluetooth対応のスピーカーであるが、重量は約800gに過ぎないため室内のどこにでも持ち運ぶことができる。「据え置く」ということにはこだわっていないようだ。

4K対応のHDMI端子が備えられ、動画再生時のバッテリー寿命は最大4時間。そしてスピーカーそのものはHi-Fiサウンドである。だが何と言っても、AlexaとOK Googleの両方に対応しているという点が最大の特徴である。

だから、見方を変えれば「未開拓の製品」と言える。Alexa、OK Googleは共に様々な角度から今も研究されている。近い将来、これらと連動した家電も開発されていくだろう。それはすなわち、ClazioSparkと各家電がAIアシスタントにより接続されるということでもある。

「未開拓」とは、そういう意味だ。その上でClazioSparkは、Makuakeで集めた資金を日本向けローカライズ研究に使うと公約している。

・来年3月配送

ClazioSparkの販売予定価格は税込み3万2184円である。だがMakuakeの投資枠では2万2528円から設定されている。先日までこれよりも価格の安い枠があったが、そちらは希望者多数のため打ち切られた。資金調達は順調のようだ。

配送は来年3月を予定している。

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