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注目俳優・太賀インタビュー「誰しもが漠然とした不安を抱える10代だった」 映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』

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将来に希望を持てないまま平凡な日々を過ごす、男子高校生又八、ジン、ジャンボ。「変わりたい」という漠然とした想いを抱き、車で高校最後の旅に出かける。人々との出会いを通して、自分たちの生き方を見つけていく3人だったが……。

太賀さん、中村蒼さん、矢本悠馬さんという注目若手俳優3人が挑んだ青春ロードムービー『ポンチョに夜明けの風はらませて』。ゆるく自然体な雰囲気を漂わせながらも、誰しもが通ったことのある思春期の葛藤や不安が描かれており「大人に刺さる!」と現在ヒット中です。

今回は、主演の太賀さんに映画について、ご自身の青春について色々とお話しを伺ってきました。

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--本作大変楽しく拝見させていただきました! 高校生の青春を描きながらも私の様な30代でも刺さるところが多くて。

太賀:ありがとうございます。やはり誰しもが昔10代で、漠然とした不安とか持っていたと思うんですね。だからこの3人の誰かにどこかしらは共感出来る部分があるのかもしれません。

--おっしゃるとおり、今この映画を観るとゆるいなって思うシーンも、実際の高校生ってこんな感じだったよなあとか思いました。

太賀:高校を卒業する間近のモラトリアムな時間に、親友たちと旅に出るというのがすごくロマンがありますよね。周りから見て、いかにばかげていても、本人たちが真面目に一生懸命青春していて。最初に台本を読んだ時に又八というキャラクターをすごく魅力に感じたんですね。先のことをあまり考えずに、目の前の楽しいことに動物的に飛びついていく所が、いいなあと思って、うらやましいとも思ったんですね。

--又八と自分の違う部分や似ている部分ってありますか?

太賀:又八と僕が一番違うのは、僕は高校生の時には今のお仕事をはじめていたので、又八の様なモラトリアム期間があったわけでは無く、はやく大人にならざるを得ない部分があったと思います。一方で又八の楽しいことが大好きで無鉄砲なんだけどどこか漂う童貞感というか、そういう所は自分と似ていて。だから環境とかは違いますけど、本質的な部分は同じだなと思っています。

--又八の役作りについてはどの様に行いましたか?

太賀:廣原監督とは又八をどうやって作っていこうかと色々と話しました。僕は又八の無鉄砲な部分に魅力を感じていましたし、廣原監督も商業一作目ということもあり、作り込みすぎることはあまりしたく無くて、ある程度感じるままに演じさせていただきました。

--又八、ジン、ジャンボの3人の空気感も最高でしたが、中村蒼さん、矢本悠馬さんの印象はいかがでしたか?

太賀:2人とは年齢も近くて、撮影初日の車の中で他愛の無い話をした時にすごく盛り上がって、バカみたいな話でめちゃくちゃ笑ったんですね。もうその時点で空気感みたいなものは出来上がっていたと思います。すごく居心地が良かったです。蒼君は以前も共演したことがあったのですが、蒼君ってもともとは言葉数が少ないんです。でもこの映画でまた共演することになってきて、蒼君が作品のテンションに合わせてきてくれたというか、ありがたかったです。矢本君はすごく華があって、現場にいるだけでそこが明るくなるというか、3人でキャッキャ撮影することが出来て本当に楽しかったです。

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--先ほど、太賀さんは又八の様なモラトリアム期間が無かったとおっしゃっていましたが、この映画みたいに青春やったな〜っていう思い出はありますか?

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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