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『ブレードランナー 2049』ハリソン・フォードインタビュー「仕事は好きなんだ。役に立ちたい。チャレンジが好き」

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SF映画史上最高傑作として、今なお語り継がれる『ブレードランナー』 (82)。その続編『ブレードランナー 2049』が現在大ヒット上映中。気候変動が起き居住不可能となったロサンゼルスを舞台に、人間とレプリカント(人造人間)との戦いや愛を描いたSF作品です。

1982年に公開されカルト的な人気を誇る映画『ブレードランナー』の30年後を描いた本作。“ブレードランナー”Kを演じるライアン・ゴズリングをはじめ、ジャレッド・レト、アナ・デ・アルマスら豪華俳優陣が集結しています。そしてオリジナルと同じくブレードランナーのリック・デッカードを演じているのが、ハリソン・フォード。物語の鍵を握り、“ブレードランナ ー”Kと対峙していく姿は、ブレランファン必見。

今回、ガジェット通信では9年ぶりの来日を果たしたハリソン・フォード氏にインタビューを敢行! 色々とお話を伺ってきました。

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――本作、大変楽しく拝見させていただきました。劇中ではバトルのシーンも多く、特に水に入ってのシーンは壮絶でしたが、撮影はどの様にされたのですか?

ハリソン・フォード:水に入ったんだよ(笑)。撮影は何週間もあって、一週間やって家に一度帰りまだ戻って撮影するという感じだった。もちろん楽じゃないですよ。でも本当の仕事よりは、楽ですよ。俳優の仕事は色々と楽しいことも出来るしね。毎日オフィスに行くなんて、僕は耐えられないから(笑)。

――体当たりで演技するご苦労もありそうですが、俳優業は楽しいと。

ハリソン・フォード:水に入るシーンも、実はタフとも言えないシーンかもしれない。だって、水は温かく、スタッフが何度もテストしてくれて、ウェットスーツも着れるし、終わった後にはすぐお風呂に入れる。僕は甘やかされて撮ってるんですよ。

――本作には、レイチェルとデッカードの“その後”が出てくるのですが、2人の今の状態というのはハリソンさんの望んでる未来と近かったでしょうか。

ハリソン・フォード:違うと思います。というよりも、レイチェルとデッカードは未来のことなんて考えるわけがないんだ。毎日毎日を必死に過ごしてるわけで、未来のことまで考えてるはずがない。我々普通の人間は子供が産めるから、未来の事を考える。後は今みじめな生活なら成功したいとか、未来の事考えますよね。これがダメだと思ったらこっちに変えるっていう、チョイスの自由もありますよね。でもブレードランナーの世界では、自由はない。

――35年ぶりの同じ役を演じられて、ご自身の中で考え方が変わった部分はありますか?

ハリソン・フォード:何もないです。私はストーリー語りのアシスタントです。私はストーリー語りの、物語の、ただアシスタントにすぎませんから。1つのシーンをお客さんに理解してもらうことが責任です。その姿勢は変わりませんから、昔とも変わりません。

――演じる部分では何も変わらない、とおっしゃいましたが、テクノロジーの進化の部分で感じられたことはありますでしょうか。

ハリソン・フォード:テクノロジーって毎日毎日進化してるわけですけど、僕は技術的なことに関心はなくて、キャラクターとキャラクターの関係に俳優として興味を注いでいます。テクノロジーが進んで、ヴィジュアルでストーリーを語れるってことができましたよね。例えばウォレスのキャラクターは、グリーンスクリーンでの表現があるからこそ、能力があって、金持ちで、何でも自由にできる男って理解しますよね。とても俳優として助けになる。ヴィジュアルが物語を語ってくれる部分が非常に大きいのです。それは俳優を助けることでもありますから、とても評価しています。

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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