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監督インタビューでここまで分かった! 斎藤工さん主演のラーメンをテーマにした映画が来夏公開へ

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斎藤工さんと松田聖子さんがシンガポールで映画の撮影を行っているらしい。「ラーメンテー」というタイトルらしい。……そんな噂が小出しに流れたまま詳細については謎だった映画『ラーメンテー』が、現在開催中の東京国際映画祭で記者会見を実施。

シンガポールの映画界をけん引するエリック・クー監督をはじめ、日本人キャストの斎藤工さん、松田聖子さん、別所哲也さん、シンガポール人キャストのジネット・アウさん、マーク・リーさんが登壇し、同作の撮影が完了したことを報告しました。

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ガジェット通信は会見後のエリック監督、ジネットさん、マークさんを直撃。気になる物語の内容、撮影の様子について話を聞くことができました。

“ラーメンテー”の開発からスタートした企画

2016年のシンガポール・日本外交関係樹立50周年を機会に、両国の合作映画の企画がスタート。白羽の矢が立ったのが、カンヌ国際映画祭でパルムドールにノミネートされた経験も持つ、シンガポール映画界の至宝エリック監督です。

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「長いこと日本の食文化に魅力を感じてきました。せっかくなら日本のラーメンを題材にした映画を作りたい。映画『タンポポ』(1985年/伊丹十三監督)のように食を中心にしながら、愛や赦し、情熱を表現したいと思いました」(エリック監督)。

タイトルの「ラーメンテー」とは、ラーメンと、シンガポールのソウルフードである“バクテー”(骨付き豚肉の煮込みスープ)を組み合わせた創作料理。

「ラーメンの麺とバクテーのスープは相性が良いと考え、3か月ほどかけてラーメンテーの開発を行いました。美味しいラーメンテーが完成したことで、日本とシンガポールの融合を演出できたと思います。その後、脚本作りに取り掛かりました」(エリック監督)。

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「映画の中で実際にラーメンテーを食べるシーンがあって、本当に美味しかったです。シンガポールは世界中の食が集まる場所なので、ラーメンテーを屋台で出してもきっと評判が良いと思います」(ジネット)。

日本とシンガポールをつなぐ物語

物語は日本とシンガポールが舞台。高崎のラーメン店で働く真人(斎藤工)は、ある日父親が突然死んでしまい、遺品の中から1冊の古い日記を発見。真人が10歳の時に亡くしたシンガポール人の母が書いたもので、母親役を演じるのがシンガポールの国民的女優ジネット・アウさんです。

「高崎の撮影では現地の方々にとても歓迎していただきました。少し観光もできて、訪れた観音像(白衣大観音)は素晴らしかったです。あとは日本でラーメンを食べることもできました。一蘭のラーメンがとても美味しかったです(笑)」(ジネット)。

料理のレシピ、写真、母親の様々な思い出が詰まった日記。忘れかけていた過去の1ピース、1ピースを埋めるため、真人は幼い頃に可愛がってくれた叔父を探しにシンガポールへと旅立ちます。シンガポール人の叔父役を演じるのが、俳優としても活躍するシンガポールで最も有名なコメディアン、マーク・リーさん。

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よしだたつき

記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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