【ホラー通信セレクト 今週公開の映画】2017/9/22号:死体とサバイバル『スイス・アーミー・マン』 ※ホラーではありません

ホラー通信が選ぶ、今週公開の映画をご紹介します。

今週は、無人島で遭難していた青年が漂着した死体と故郷を目指す『スイス・アーミー・マン』が公開に。ホラー通信で再三ご紹介しておりますがホラーではございません! ホラー通信はホラーに限らずユニークな作品ならばどんどん紹介していく所存でございます!

「ダニエル・ラドクリフが万能な死体役!?」 本国での公開時、ラドクリフの死体をいじり回せるサイトや予告編が広まり日本でも話題となりました。日本公開まで間があいたものの、遂に観られるんですよ『スイス・アーミー・マン』が! さてさてどんな映画か観てみれば、“万能死体”という一発ネタの不条理ギャグかと思いきや、壮大な青春サバイバルアドベンチャー! ゲラゲラ笑えもするのですが、後半では目頭が熱くなり……。我ながら「え、おならの死体観て感動してる? 嘘でしょ?」と思いましたがそれは完璧な監督の意図だったようです。そんな話も聞けたダニエル・ラドクリフさんインタビューも是非ご覧ください!記事はこちら。

それでは今週もいってらっしゃーい!

『スイス・アーミー・マン』  9月22日公開

<ストーリー>
無人島で助けを求める孤独な青年ハンク(ポール・ダノ)。いくら待てども助けが来ず、絶望の淵で自ら命を絶とうとしたまさにその時、波打ち際に男の死体(ダニエル・ラドクリフ)が流れ着く。ハンクは、その死体からガスが出ており、浮力を持っていることに気付く。まさかと思ったが、その力は次第に強まり、死体が勢いよく沖へと動きだす。ハンクは意を決してその死体にまたがるとジェットスキーのように発進!様々な便利機能を持つ死体の名前はメニー。苦境の中、死んだような人生を送ってきたハンクに対し、メニーは自分の記憶を失くし、生きる喜びを知らない。「生きること」に欠けた者同士、力を合わせて大切な人がいる故郷に帰ることを約束する。果たして2人は無事に家へとたどり着くことができるのか―!?

上映館:TOHOシネマズ シャンテほか全国
この映画の記事:人形と死体の間に友情は生まれるか? 死霊人形のアナベルと『スイス・アーミー・マン』の“万能死体”が原宿デート
リンク:映画公式サイト

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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