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米ニューヨークで話題のスープダイエット、本当に痩せる? 30代記者が実体験してみた(1)

米ニューヨークで話題のスープダイエット、本当に痩せる? 30代記者が実体験してみた(1)

春を通りこして夏のような陽気が続く昨今、着る服は一気に薄着になり、急に言われるようになった言葉がある。

「あれ、太ったよね?」

30代を過ぎると、身体の疲労の回復が遅くなっているのと同じように、日々肥えてゆくスピードも増しているように感じる。…感じるのではなく、事実、増している。

それは新刊JP編集部の「MTK」ことカナイモトキ(33歳・独身)の元にも同じようにやってきている。

最近、彼は周囲から「ちょっとぽっちゃりしてきたよね?」「腹がボテンとしてるけど…」と言われるようになった。その度に彼はこう答えるのである。

「痩せたいなあ~」

先月ニューヨーク旅行に出かけ、2キロ落として帰ってきた編集部・カナイはこの1ヶ月で3キロ太ったという。親戚の子からは「二重あごさん」と呼ばれ、体はダルダルである。

「何か解決策は…」と言わんばかりにチラッと目線を向ける彼に、私、新刊JPの健康・ダイエットマニアこと割井洋太は最近出た一冊の本を差し出すことにした。

「先月ニューヨーク行ったばかりのカナイさんにこれあげます」

「なにこれ。ボーンブロス?

「あら、知らないんですか。ニューヨーク帰りなのに」

このほど集英社から出版された『最強ボーンブロス食事術』(福井久美子訳、集英社刊)は、アメリカの医師であるケリアン・ペトルッチ氏による「生活の改善&ダイエット」を達成するための一冊だ。

ボーンブロスとは文字通り「骨のブイヨン」という意味で、鶏や魚の骨をグツグツと煮込んでつくったスープのこと。そして、この「ボーンブロス」とプチ断食を組み合わせた食生活を実践することで、身も心もスッキリしようという狙いで書かれたのが本書である。

近年、日本では脂肪燃焼スープが流行したが、アメリカのニューヨークではボーンブロスが好評を呼んでおり、ボーンブロス専門店も誕生。カップを片手に気軽にスープを楽しむニューヨーカーたちの姿が話題になった。

これまで、日本ではボーンブロスについての本はなかった。しかし、2015年にアメリカで出版され、ニューヨークタイムズベストセラーにもなった“Dr. Kellyann’s Bone Broth Diet”がついに上陸。原書はアメリカのAmazonで758件のレビュアーによって平均4.3点という高評価がつけられているのだから驚きである。

本をゲットしたばかりの自分としてはじっくり読みこみたかったが、33歳になっても口癖のように「モテたい」と言うメタボ系男子・カナイに実践してもらい、痩せてモテていただこう。

『最強ボーンブロス食事術』に書かれている、ペトルッチ氏が考案したダイエット法はかなり過酷だ。この意志の弱いオジサンに耐えられるかは分からない。

例えばこんなルールがある。簡潔にまとめよう。

・期間は3週間

・ボーンブロスを日々飲む食生活に変える

・食べてもOKの食品を食べる。野菜、たんぱく質、脂質、果物が中心となる

・炭水化物は抜く

・アルコールを摂取してはいけない

・1週間に2日はプチ断食をして、その日はボーンブロスで過ごす

ただ、これらに厳密に従うことで健康まで害してしまうのならば、それは良くないこと。無理は禁物だ。本人には「ギブアップあり。体調がきつかったらすぐに中断して病院に行くこと」と言い、軽い気持ちで始めてください、と伝えた。

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