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【ひなビタ♪】女子高生たちが音楽で町おこし!? ガールズバンドの日常をリアルに描くキャラクターコンテンツ

 みなさんは、『ひなビタ♪』をご存知ですか? コナミデジタルエンタテインメントが運営するひなビタ♪は、ある地方都市の町おこしのために結成されたガールズバンドの日常をSNSやWEBラジオ、音楽配信などで展開する新しい形の音楽キャラクターコンテンツ。人気音楽ゲーム『BEMANI』シリーズに楽曲が収録されているので、特に音ゲー愛好家を中心に、多くのファンを獲得しています。

 そんなひなビタ♪の主役となる“日向美ビタースイーツ♪”の曲を実際にバンドでコピーしてみたい!というユーザーの声は、これまで運営サイドにたくさん届いていました。そのファンの熱い想いに応える形で、3月15日に“日向美ビタースイーツ♪”の初めてのバンド・スコア『日向美ビタースイーツ♪●BITTER SWEET GIRLS!』が発売されました。

バンド・スコア『日向美ビタースイーツ♪●BITTER SWEET GIRLS!』
http://www.rittor-music.co.jp/score/16243004.html

 今回、本書の発売を記念して、ひなビタ♪の企画・原案・音楽監修を手がけるTOMOSUKEさんへのインタビューを敢行。ひなビタ♪が誕生したきっかけやこれまでの展開、またバンド・スコアに対する思いなど、じっくり語ってもらいました。

「素人女子高生の手作り感」という現実性を重視している

ーーー『ひなビタ♪』を始めようと思ったきっかけは?

TOMOSUKE 源泉となっているのは小さい頃の一人旅です。旅先の地方都市で感じた独特の「ノスタルジー」が一人旅から帰る時の「喪失感」と相まって、大人になっても自分の心の中にずっと生き続けていました。一方で、音楽の力は人々に活気を与え元気にし、実際町おこしまで繋がるということを大学の時に実体験として経験してきました。

 この2つの経験から、少しほろ苦い地方都市を舞台に音楽の力で町おこしをする女の子たちのストーリーを作ってみたいと思いました。

ーーー登場キャラクターやストーリーを考える時に気をつけていることは?

TOMOSUKE 圧倒的な現実性ですね。それを出すためにまず考えたのが楽曲制作日誌です。音楽が生まれる瞬間から、ライブで完成版を披露するまでのいきさつを丁寧にメンバーそれぞれの視点で書いていく。日記体形式の小説といいましょうか、それをFacebookで展開してリアルタイムでバンドの状況がわかるようにしています。日記なのでリアルな時事ネタも結構出てきます。

 また平日なら学校に行っている時間帯は書かない、休日なら実家のお店を手伝っている様子、夕方ならば晩御飯を待っている様子、夜中なら独特のテンションで普段書かないようなことを書き込むなど、人間臭い部分を特に大事にしていますね。

 キャラクターは自分の置かれてる環境によりそれぞれ心に欠けている点を持っていて、みんなでそれを補うのがバンド活動であり、決して有名になりたいとか自己実現のためのものではないということも大切にしております。

ひなビタ♪のFaceBookページ。登場キャラクターたちの言葉によって、日常生活が日々公開されている。

ーーー今、お話に出たように『ひなビタ♪』はFacebookやYouTubeなどを活用していますが、それらのメディアを使おうと思った理由は?

TOMOSUKE リアルタイムに全世界に発信できるという即時性の部分と、話題をシェアしやすいという部分で使おうと思いました。専用のチャンネルやページを用意することも考えられたのですが、あくまで「素人女子高生の手作り感」という現実性を重視しています。

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