全米初登場1位! ディズニー/ピクサー新作映画『カールじいさんの空飛ぶ家』とは?

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『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』、そしてアカデミー賞を受賞した『ウォーリー』など、世界のアニメーション界をリードし続けるディズニー/ピクサーの記念すべき10作目となる『カールじいさんの空飛ぶ家(原題:UP)』が5月29日に全米3766劇場で公開されました。週末3日間の興行収入は6820ドルで、『ナイトミュージアム2』や『ターミネーター2』『天使と悪魔』などを抑えて堂々の初登場第1位。ディズニー/ピクサー作品としては『Mr.インクレディブル』『ファインディング・ニモ』に続く歴代3位の好成績を記録しました。

ジョン・ラセターの指揮のもと、『モンスターズ・インク』のピート・ドクター監督、『ファインディング・ニモ』も手がけた脚本家のボブ・ピーターソンがゴールデンタッグを結成。無限のイマジネーションから生み出された感動のストーリーとともに、歴代ピクサー最強のキャラクター“カールおじさん”を生み出しています(すべての画像を見る)。

カール・フレドリクセンは最愛の妻に先立たれた78歳の孤独な老人。妻を亡くしてからは、人とも交流をせずに偏屈な老人になってしまい、妻の思い出が詰まった家でひとり暮らしていました。「いつかふたりで冒険の旅に出よう」という夢もかなえられないままに歳を重ね、ついには住み慣れた家さえも奪われそうになってしまいます。


そのとき、カールじいさんは人生最初で最後の旅立ちを決意します。大切な我が家に無数の風船をつけて、家ごと空高く舞い上がるのです。いくつになっても人はあきらめきれない夢があり、旅に出る理由がある――『カールじいさんの空飛ぶ家』には、子どもだけでなく大人の心にも響くテーマが込められています。


カールじいさんの旅の道連れとなるのは、おしゃべりな8歳のラッセル少年。もちろん、ディズニー/ピクサーならではの愉快な脇役たちも次々に登場し、ストーリー展開はまさに予測不可能です。おじいちゃんやおばあちゃんから、小さな子どもまで、ワクワクする気持ちと夢を持つ、だれもが楽しむことができそうです。

そう言えば、アカデミー賞を受賞した短編アニメーション『つみきのいえ』(加藤久仁生監督)では、おじいさんが家族との思い出の詰まった家を、上昇する海面の上に“積み木”のように建て増していきましたが、カールじいさんは家に風船をつけて空に飛んで行ってしまうんですね。カールじいさんの日本上陸は半年後の12月。正直言って待ちきれない気持ちでいっぱいですが、ステキなクリスマスプレゼントだと思って楽しみに待ちたいと思います。

『カールじいさんの空飛ぶ家』
公式サイト(日本語版予告編あり) http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/
(c)WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.
12月全国ロードショー
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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