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230万人突破!「新しいゲームの楽しみ方」を創りだしたゲーム実況『ダークソウル』生放送

60時間ゲーム実況『ダークソウル』

ガジェット通信生主スタジオから放送中のニコニコ生放送公式番組「60時間ぶっ通し!ゲーム『ダークソウル』を全部クリアするまでお正月は終わらないぞ生放送!」の来場者数が1月5日21時過ぎの時点で200万人を突破した。また、コメント数も280万を超えており、引き続き数字は伸び続けている。まさに前代未聞の規模のゲーム実況生放送となったこの番組もプレイ開始から56時間経過し、出演者は全員疲れきって……どころか、ますます元気になって、プレイを続けている。ガジェ通のスタジオは沢山の実況プレイヤーさん達で盛り上がり、すごい熱気に包まれている。このニコ生公式番組の制作にあたったガジェ通スタッフも眠気を忘れて放送に当たっている。執筆時点ではまだ放送中のこの番組……いつまで続くのだろうか。

追記:
番組は60時間を少しまわったところで2周目のラスボスを撃破し無事終了。
最終的に来場者数231万7881人、346万7746コメントとなった。

放送ページ

60時間ぶっ通し!ゲーム『ダークソウル』を全部クリアするまでお正月は終わらないぞ生放送!
http://live.nicovideo.jp/watch/lv74938554

放送に寄せられたコメントを見てみると、この番組を通して『ダークソウル』を購入してプレイしたくなったというコメントも多く寄せられている。1万1千ツイートを超えたTwitterでのつぶやきに関しても同様だ。この番組は、この『ダークソウル』というゲームの楽しさを伝えることに成功しているようだ。これまでゲーム実況という生放送スタイルはグレイゾーンに相当するものとして、こっそりおこなわれていた面もある。しかし時代はかわり、今回の放送のようにメーカーさんから全クリアー放送の許諾を正式にいただくことも可能となった。昔から「友達や兄弟がゲームプレイをしているところを見物する」というゲームの楽しみ方をする人はいたが、今はネット放送を通して、場所を選ばず一つのゲーム画面を共有し、楽しみ盛り上がることができるような時代。まさにネット生放送を使った「新しいゲームの楽しみ方」が生まれてきたということなのだろう。気の合うゲーム仲間や、同じゲームが好きな人同士でこのようにネットを通してゲーム観戦をおこなうのが当たり前になり、オープンワールドタイプのゲームなど、プレイヤーによってまったく違うゲームの進め方をすることができるようなゲームが現れたことにより、実況動画、実況生放送の存在を前提としてゲームそのものが組み立てられてくる可能性も今後出てくるだろう。

折しも先日、PlayStation Vitaにニコ動でゲーム実況動画配信をも可能にするAPIが組み込まれるとの発表がおこなわれたばかりだ。

これもまたゲームの進化であり「新しいゲームの楽しみ方」なのだろう。この番組はそのことを実証したと言える。eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)と呼ばれるコンピューターゲームの大会が「シューティングゲーム」や「RTS(リアルタイムストラテジー)」に関しては存在し盛り上がっているが、この生放送番組の成功を通して、コンピューターゲームに関する、新しい方向のイベントの形が見えてきたような気がする。この番組に関わったすべての人が新しい歴史の一ページを共に開き、私たちはまさにその瞬間を目撃できたということができる。

……余談だが、この実況で使われているゲームソフトはもともと筆者が自分用に買ったものだ。早く家に持って帰って続きをプレイしたくてウズウズしている。

■60時間『ダークソウル』ゲーム実況、来場者数と到達したおおよその時間
10万人:2時間
25万人:6時間
50万人:12時間
100万人:29時間20分 
150万人:40時間
200万人:55時間40分
(執筆時点で番組継続中)

この企画はフロム・ソフトウェアさんのご協力により、昨年PlayStation Awards 2011でユーザーズチョイス賞を獲得したアクションロールプレイングゲーム『ダークソウル』の全クリアーを目指すニコニコ生放送の公式番組。お正月から著名ゲーム実況者が競演。リレー方式でプレイを引き継いでいくものです。お正月気分のガジェット通信特設スタジオに有名ゲーム実況者が集結し、和気あいあいでお送りしております。お正月にちなみ、おせちやお餅などの食べ物も準備。ゲームだけに没頭できる、素敵な空間となっております。

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深水英一郎(ふかみん)

記者:

見たいものを見に行こう――で有名な、やわらかニュースサイト『ガジェット通信』発行人。トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

ウェブサイト: http://getnews.jp/

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