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結婚後も出産後も仕事を続けたい女性増加!住まいはどうあるべき

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結婚後も出産後も仕事を続けたい女性増加!住まいはどうあるべき

独身女性の多くが「結婚後も」「出産後も」仕事を続けたいと考えていることが、厚生労働省の「21世紀成年者縦断調査」で分かった。男女ともに、家事や育児では同様に責任をもつ家庭を望んでいることから、家事や育児を夫妻でシェアできる住まいについても考えてみたい。【今週の住活トピック】

「21世紀成年者縦断調査(平成24年成年者)」を公表/厚生労働省

家事や育児は、「夫妻で同様に責任をもつ家庭」を望む人が多数

この調査は、調査対象となった男女の結婚、出産、就業等の実態や意識の経年変化の状況を継続的に観察するもの。「平成24年成年者調査」は、平成24年10月末時点で20~29歳だった全国の男女(平成27年11月の調査時では23歳~32歳の1万4300人)を対象としている。

独身だった人にこの3年間の結婚の状態を聞くと、男性で13.8%、女性で21.4%が結婚していた。平成24年の調査時に、「結婚意欲あり」と回答した人のほうが、「結婚意欲なし」より結婚した割合が高いことも分かった。

また、「世帯の収入」「家事」「育児」についての家庭観をみると、男女ともに「家事」と「育児」では「夫妻いずれも同様に責任をもつ家庭」を望む人が過半数だった。特に「育児」では、7割を超える男女が夫妻同様を支持している。一方、「世帯の収入」では、男性では「夫妻いずれも同様に責任をもつ家庭」が最多だったが、女性では「夫が主として責任をもつ家庭」がわずかに多く、逆転する結果となった。【画像1】独身者の性別にみた家庭観の状況【24年調査で独身だった人に平成27年11月に調査した結果】(出典/厚生労働省「21世紀成年者縦断調査(平成24年成年者第4回調査)」よりデータ抜粋し、編集部にて作成)

【画像1】独身者の性別にみた家庭観の状況【24年調査で独身だった人に平成27年11月に調査した結果】(出典/厚生労働省「21世紀成年者縦断調査(平成24年成年者第4回調査)」よりデータ抜粋し、編集部にて作成)

「結婚後」も仕事を続けたい独身女性の65.1%は「出産後」も続けたい

仕事をもっている独身女性について、「結婚後」の就業継続意欲を聞くと、44.6%が「結婚した後も続ける」と回答し、「結婚を機にやめる」は17.1%だった。

さらに、結婚後も仕事を続けると回答した人に、「出産後」の就業継続意欲を聞くと、「出産した後も続ける」は65.1%となり、結婚や出産を経ても仕事を続ける意欲が高い女性が多いことがうかがえる結果となった。【画像2】独身女性の就業継続意欲の状況(出典/厚生労働省「21世紀成年者縦断調査(平成24年成年者第4回調査)」よりデータ抜粋し、編集部にて作成)

【画像2】独身女性の就業継続意欲の状況(出典/厚生労働省「21世紀成年者縦断調査(平成24年成年者第4回調査)」よりデータ抜粋し、編集部にて作成)

家事や育児を夫妻でシェアできる住まいとは?

女性が結婚しても出産しても仕事を続けるには、夫妻で協力して家事や育児に当たる必要があるだろう。調査結果ではその意識が高いのだが、実際に協力して行うためには、どうしたらよいのだろうか?

家事(料理、洗濯、掃除、家計管理等)や育児(子どもの世話、子どもの持ち物管理等)を具体的に見える化し、家族それぞれができる作業やできる時間帯を洗い出し、分担を決めたりルールを設けたりするというのが第一歩だ。

あまり完璧さを求めず、外部に依頼したり、設備や家事ロボットなどを活用して家事負担の量を軽減することも考えるとよいだろう。食器洗い機やお掃除ロボットなどはよく使われているが、自動洗浄機能の付いた浴槽やトイレなども登場している。

家事や育児がしやすい間取りや動線など、住まいの機能も重要だ。洗濯・物干し・収納が効率よくできたり、キッチンで家族が並んで作業できたり、必要なときに出し入れしやすい収納があったり、家族の動線が短くて交差しない間取りであったりなどが考えられる。

最近では共働き世帯が増えていることを受けて、大和ハウス工業では、共働き世帯のために家事の時間的・心理的負担を軽減する一戸建て「家事シェアハウス」を提案している。家事を分担するのではなく、家事を家族全員でシェアすることで家事負担を軽減することを目的に、家事シェアの考え方を取り入れたものだ。

例えば、帰宅してリビングでくつろぐまでの動線で、身の回りのものを所定の位置に片付けられる「家事シェア動線」を提案。

ほかにも、家族それぞれが自分の荷物を各自で管理できる「自分専用カタヅケロッカー」を玄関に設置したり、洗濯・干す・たたむ・アイロン掛けまでを1カ所でできる「ファミリーユーティリティ」を設けるなど、さまざまなアイデアを紹介している。

家事や育児は妻がするものという考え方は薄れつつある。リタイア後のシニアカップルの家事シェアや、共働き世帯の家事・育児シェアなどを実現させるためには、住まいや住宅設備・家電などで効率性を上げるとともに、夫妻でしっかり話し合うことが大切だろう。●参考

・大和ハウス工業「家事シェアハウス」
元画像url http://suumo.jp/journal/wp/wp-content/uploads/2016/12/122255_main.jpg
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