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松本幸四郎・宮沢りえ・伊勢谷友介インタビュー 『ジャングル・ブック』吹替えでリアルな動物たちを熱演!

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8月11日(木・祝)より日本公開を迎えた映画『ジャングル・ブック』。ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる動物たちの愛や悲しみを描く物語だ。

このたび、日本語吹替え版の声優を務めた、松本幸四郎さん(バギーラ役)、宮沢りえさん(ラクシャ役)、伊勢谷友介さん(シア・カーン役)を直撃し、各キャラクターを通じた本作の魅力についてインタビューを行った。

――ご自身が演じたキャラクターについて、それぞれ教えていただけるでしょうか。また、ご自身と似ている点はありましたか?

THE JUNGLE BOOK

松本幸四郎さん(以下、幸四郎):黒ヒョウのバギーラは、モーグリが出会った動物の先輩ですよね。恩師とか親とか先輩とか教師とか、いろいろな言葉で表すことができる存在です。僕はあんな立派な黒ヒョウじゃないですけど、僕らしい動物もいっぱい出てきましたね。ダメな動物が。でも、この映画を観ていると、ダメはダメなりに、やっぱり生きていることは素晴らしいんだなって思いますね。

THE JUNGLE BOOK

宮沢りえさん(以下、宮沢):母親オオカミのラクシャは、自らの子どもがいながら、人間のモーグリも我が子のように育てるという、とても愛情深く、本当に正義感のある、包み込むような優しさがあるキャラクターです。強いものとか権力のあるものに対しての正義感、弱いものを守る正義感みたいなところは、もしかしたら私と共通する所があるかもしれません。強いものに吼えるというか、そういう所は若干あるので、共通しているかなとも思います。

THE JUNGLE BOOK

伊勢谷友介さん(以下、伊勢谷):トラのシア・カーンは、力関係で成り立っているヒエラルキーの頂点、ジャングルのルールを作っていく存在です。僕はあんなに強気になれない小心者です。小心者だから、仲間に好かれたいという気持ちがあります。だから嫌いです、比較的ああいう(シア・カーンのような存在)。独裁政治ですよね。そうなると人としては害ですからね。世の中にも結構いますが、そうはなりたくないです。

――観た人が前向きになれるような作品でしたが、そのメッセージの受け取り方は様々だと感じました。

宮沢:私には娘がいるので、ひとりの少年が自然の中でたくましく生きていく姿を目の当たりにできる素晴らしい機会だと思いました。動物園では決して味わうことができない、大自然の厳しさや豊かさがある。その中で培われる生命力は、言葉で教えるのはなかなか難しいことですから。希望とか、夢とか、そういうものが靄(もや)にかかってしまっているような世の中で、とても救いになるような作品だと感じています。また、親としては、優しさだけが愛情ではなく、時には突き放す心の強さも必要で、それが大きな成長につながるんだと学びました。

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よしだたつき

記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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