「株式会社ライブドア」が消滅へ
株式会社ライブドアは2011年11月7日、ポータルサイト運営事業をNHN Japan株式会社に継承し、「株式会社データホテル」に商号を変更することを発表した。これは2012年1月1日を効力発生日としており、その日をもって「株式会社ライブドア」の社名は消滅することになる。
株式会社ライブドアは、1996年株式会社オン・ザ・エッヂとして設立、2003年エッジ株式会社を経て、2004年2月にライブドアに、さらに2007年4月2日に株式会社ライブドアホールディングスへ社名変更(2008年8月に株式会社ライブドアホールディングスは株式会社LDHに社名変更)。同日、新事業会社「株式会社ライブドア」が設立(現行)された。
かつてはホリエモンこと堀江貴文氏が社長として腕を振るい、プロ野球の球団や放送局の買収などを手掛け、一躍時代を代表する新興企業となった株式会社ライブドア。しかし、証券取引法(当時)違反容疑での東京地検による強制捜査(2005年)、堀江氏の逮捕(2006年)以後は全盛期に比べて影を潜めており、ライブドア事件から約6年、ついにその名前が消滅することになった。
新社名となる「株式会社データホテル」では、データセンター・ネットワーク関連事業に特化したサービスを提供。分割されたウェブサービス事業を引き継ぐNHN Japanでは、現段階では「livedoor」のサービスブランドは継続するとしている。しかし、ツイッター上では「泣いた」「ひとつの時代が終わったな」といった声があがっており、寂しさを隠せない人も多いようだ。
◇関連サイト
・株式会社ライブドア商号変更に関するお知らせ – プレスリリース(2011年11月7日)
http://corp.livedoor.com/press/2011/1107594
(丹羽一臣)
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ウェブサイト: http://news.nicovideo.jp/
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