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平成生まれには昭和チックが新しい? 『ニッポンまぐろ漁業団』に行ってみた! ~港区浜松町~

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ワタミが浜松町に開店したまぐろ料理の専門店の2号店『ニッポンまぐろ漁業団』に行ってみた。

JR浜松町駅や都営浅草線・大江戸線大門駅から数分の位置にあり、JR側から来るとその見事なまでの昭和チックな建物が目に入る。

席の一部は和船をかたどったもので、船上で酒を飲んでいる雰囲気になる。
しかし決して船酔いではなく、それは酒酔いなので深酒には注意。まだ飲む前だが。

さて、このお店のこだわりは日本船籍の漁船からのみマグロを仕入れているということ。
産地はさまざまだが、日本船籍なので鮮明と産地が証明できるのが特徴。
店内には提供しているまぐろに応じて、船名と産地が明示してある。
日本船にこだわったのは、産地の証明だけのためではない。日本船は大切な漁業資源を乱獲から守るため、網に比べて効率は悪いが他の魚はとらない、はえ縄漁を行っているためだ。
はえ縄の詳細は店内に説明があるのでそちらに譲るが、古来から行われていた漁法で古くは古事記にも記述があるほどの伝統だ。

まずは船長のでかハイボールというただのハイボール。490円(税別・以下同じ)
ただのハイボールだが、ホーロー製のようなマグカップに豪快に注ぎ込まれた大盛りハイボールは、気取っても仕方がない。
ゴクゴクいって大丈夫なので、そのまま飲んだくれるのが吉。

さて、お勧めのミナミまぐろ断面切り一枚刺しは、赤身から中トロ、大トロ、希少部位までが詰まった欲張り刺身。
写真は「やや重」という重量のもので、2090円。馬場の事ではなく、重量の事。
輪切りの一部なので、当然皮が付いている。
まぐろの皮を触ったことはあまりないが、触ってみるとものすごく硬い。

味は普段食べるまぐろよりも詰まっていて、シルクのようなきめ細やかさが絶品。

続いてのおススメは、まぐろ尽くし 六点の食べ比べ。写真は2人前で1890円。
あぶり用のコンロが付いているが、最初は「何ともったいない!」と思っていたのだが、これを使って食べた方が断然うまい部位があることが後でわかった。

まぐろだけで6点盛りなので、どっからでも食べてくださいと言わんばかりの豪快さ。

カマと頭は脂身が多いので、トロとは違いあぶって食べることをお勧めする。
脂がさっと抜けて、焼肉のような香りがしたかなぁ?程度でOK。
ポロッと口の中でまぐろの塊が落ちたかと思うと、ジワーッと甘みと香ばしい肉が広がる。
肉を食べているのか魚を食べているのかわからないくらいの錯覚だ。

下に敷いてあるネギも一緒に焼くと、香ばしさがさらに増す。
頭の肉はタタキ程度のレアが美味い。

丸絞り国産生レモンサワーは440円。
国産のノーワックスレモンを皮ごとおろしてサワーにしたもの。
レモンのさわやかな味と、ピールの苦みが既存のサワーとは一味も二味も違い、まさに大人のサワーといった趣だ。

最後は、なんだかわからないドームが運ばれてきて、木づちで割る。しかし、そう簡単には割れない。
2度ほどたたいたら割れた。このドームは塩。
この際に儀式があるので、それは行ってからのお楽しみ。

まぐろアゴのハーブ薫る塩窯焼は990円で、塩のドームの下にはキャベツがかぶさり、それをはぐとやっとまぐろの肉が出てくる。

程よい塩味と、ハーブが食欲をそそるのだが、「あれ?鶏肉?」と勘違いしたほどで、しかしよくよく味わってみるとやはりまぐろ。
2度楽しめる不思議な料理だった。

店内の雰囲気はつとめて昭和チック。インテリアは言うに及ばず、店内BGMも昭和50年代あたりの懐メロがわんさか。
記者には懐かしい雰囲気だが、平成生まれもお酒が飲める年齢になる人が存在する現在にあっては、懐かしいというよりもむしろ新鮮さを覚えるのではないだろうか。
若い人たちだけで、あるいはおじさんだけで昭和を楽しむのはもちろん、上司をこういうお店に誘えばポイントアップする予感がするので検討してみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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