性上納騒動の韓国ミスコン、過去にも賞金未払いのトラブルを起こしていた!
韓国のミスコン『2011ミスアジアパシフィックワールド』で性上納疑惑などが持ち上がる中、大会を主催した「エリートアジアパシフィック」が過去にも賞金未払いなどのトラブルを起こしていたことが分かった。
韓国メディア『マネートゥデイ』が24日報じた内容によると、主催側は10月の『ミスアジアパシフィックワールド』に出場する韓国代表を決めるため、4月23日に韓国選抜大会を開催した。大会ではモデルのソン・ジヒョンさんが優勝したのだが、主催側は大会前には必要ないと言っていたマネージメント契約を、大会終了後に「やはり必要」と言いはじめ、マネージメント契約を理由に賞金5000万ウォン(約330万円)の支払いを拒否。ソンさんは、「いまさら参加同意書の条件についてあれこれ言われても……。賞金を支払わないのは理解できない」と激怒している。
また、主催側は9月になると、賞金を支払うよう何度も求めるソンさんに対し、「韓国代表の資格をはく奪する」と通告。これを受けて、ソンさんは民事訴訟を起こしている。
そんな中、開催されたのが10月の『ミスアジアパシフィックワールド』。ソンさんとは賞金をめぐりトラブルに発展しているが、ソンさんが出場しないとなると、ミスコンの主催国の代表がいないという異例の事態になってしまう。焦った主催側はソンさんに、「300万ウォン(約20万円)を支払うから韓国代表として出場してほしい」と急きょ提案したものの拒否されてしまい、結局大会には韓国選抜大会に出場していない一般のモデルが出場するというハプニングを起こした。
また、2010年に開催したミスコンでも、エリートアジアパシフィックは優勝賞金を支払っていないことが分かった。支払わなかった理由についても、やはりマネージメント契約を挙げているという。
しかし、驚かされるのは、エリートアジアパシフィックのチェ・ヨンチョル代表の態度。トラブルを何度も起こしているにも関わらず、韓国メディアの取材に「私のおかげでモデルエンターテインメント事業が成長している」「モデル発掘を通じて韓流ブームに寄与している」なとど話している。
今回、英国少女が暴露した性上納問題は、韓国のみならず日本や英国など海外のメディアも積極的に報じている。これまでは韓国国内だけで上手く揉み消してきたのかもしれないが、今回ばかりは厳しい制裁が下されるのではないだろうか。
※画像:MONEY TODAYより引用
※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。[リンク]
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