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【資格】貨物トレーラや、タンクローリー・キャンピングトレーラーも運転出来ちゃう!? 『けん引自動車免許』を取得してきました!

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履歴書の資格欄を埋めつくした~い!貨物トレーラや、タンクローリー・キャンピングトレーラーも走らせる事が出来ちゃう「資格」とは・・・?

今まで、「就職や転職をする時に、ライバルに一歩差を付ける為に、履歴書に書く事が出来る様な資格」の取得体験レポートを執筆して来た筆者ですが・・・。

しかし、いざ、「履歴書」を書こうとすると、「資格」欄に記入する様な資格が無くて困ってしまう人が多いかと思います。
何か一つでも多く資格欄に記入出来る資格があれば、面接や書類選考の時に、ライバルに一歩差を付ける事が可能です。

そんな時は、自動車教習所で取得出来る資格で差を付けましょう。
はたしてその資格とは・・・?

「けん引自動車免許」

取り急ぎ、ご報告致します!

自動車教習所で資格がゲット出来る「けん引自動車免許」の資格とは?

「けん引自動車免許」とは、大型貨物トレーラ等(自走しない状態の被けん引車の車両総重量が750kgを超えるもの)を、けん引する為の装置を取り付けた車両でけん引して「公道」を走らせる為に必要な免許です。
運転席と荷台が分離できる構造になっているのが特徴です。
(ちなみに、『大型』貨物トレーラをけん引する場合は、別途「大型自動車免許」が必要になります。)

この資格は、あらかじめ、大型・中型・普通・大型特殊等の四輪自動車の免許を持っていれば、自動車教習所で、所定の教習を受講して、卒業検定に合格すれば免許を取得する事が可能です。

街中をよく走っている「タンクローリー」や・・・。

「キャンピングトレーラー」も、「けん引自動車免許」でけん引する事が可能になります。

この度、筆者は、一念発起して、自動車教習所で『けん引自動車免許』の教習を受講してきましたので、体験レポートをご報告致します!

自動車教習所の『けん引自動車免許』の教習を受講してきました!体験レポート!

まずは、最寄りの自動車教習所で、『けん引自動車免許』の教習を行っているかどうかをネットで検索してみましょう。ネット環境の無い人は、直接、自動車教習所などに問い合わせてみるのも良いでしょう。

指定自動車教習所 (自動車教習所) の教習では、路上教習はありません。教習所内で、所定の時間の教習を終え、場内コースで行われる卒業検定に3か月以内に合格すれば、資格を取得する事が出来ます。

規定教習時間は以下となります。

けん引一種(所有免許が大型・中型・普通・大型特殊)
学科教習:免除
技能教習第一段階:5時間
技能教習第二段階:7時間
合計:12時間

筆者は、既に中型免許及び、大型自動車、大型特殊自動車免許を持っていましたので、技能教習時間は十二時間、学科教習時間は免除でOKとなりました。もし、普通免許所有者で、お金や時間の余裕がある人は、結果的にけん引免許で必要になる、「大型自動車免許」についても、一緒に取得した方が良いかもしれません。

まずは教習所に入校の申し込み手続きを行い、早速教習が開始となりました。

ちなみに、免許取得の要件として、四輪免許所有のほか、視力の条件は両目で0.8以上が必須、かつ、普通自動車免許取得の際には必要が無かった、「深視力」の試験が必要になります。
「深視力」の試験とは、2.5m離れた場所に3本並んだ棒の真ん中が、前後して動くので、棒が並列になった状態を誤差2cm以内で見分けられるかどうかをテストする、というものです。結構このテストで苦労する人も居る様です。
資格の取得を機会に、眼鏡等で視力を矯正しておいた方が良いかもしれません。

あと、教習車はマニュアル車ですので、マニュアル運転が苦手な人はご注意を!

教習一時間目

まずは一時間目開始。教習車は大型車の貨物トレーラーでした。貨物トレーラーは、前の牽引車と、後ろの被牽引車、2つの車両が連結器で繋がった構造となっています。

最初は大型車特有の運転感覚に戸惑う事となりますが、着座位置が高くて運転視界が良く、遠くまで見通す事が出来るので、まあ、じきに慣れる事でしょう。

教習一時間目は、基礎知識として、トレーラーの連結器の脱着操作の教習が行われました。通常、貨物トレーラーは、先頭の車両 だけで走行する事が可能です。後ろのトレーラーは後輪しか無く、自走出来ません。連結する事により、前後車両一体で走行する事が可能になります。
基本的にはほぼ見るだけの講習ですが、「実際仕事で乗る様になったら、自分で全てやらなきゃいけないんだなー。一人で出来るかなー」、と思いながら、話を聞いていました。
その後、ざっと教習所内を流して走ります。普通に周回走行するくらいなら、正直、大型自動車免許の教習を受けた時と変わらない様な気がします。楽勝、楽勝・・・と思うのはまだ早い。

教習二時間目

教習車の運転が慣れてきた所で、さて、最初の難関、「直線バック」です。真っ直ぐに後ろ向きにバックするのですが、最初からいきなりクジけます。
ちょっとバックしただけで、すぐにトレーラーが左右に振れまくります。ええっ?!なんで?!

トレーラーのバックの運転は、後方確認は念入りに行い、ハンドルは普通車の運転方法の反対に切るのが鉄則との事ですが、(向いている方向にハンドルを曲げる)理屈では分かっていても、長年の普通乗用車に乗り慣れている感覚が、体に染みついているので、ついついハンドルを順方向に回してしまい、余計にヘッドやトレーラーが振れまくってしまいます。

具体的には、車体が「く」の字に曲がった場合、一見、ハンドルを左に切れば良いのではないか、と思ってしまいますが、正解は、ハンドルを「右に切る」のが正解です。これが結構難しい!

教習三時間目

三時間目ともなると、直線バック、幅寄せのほか、けん引の教習で最大の難関である、「バッグの方向転換」の指導が集中的に行われました。
バッグの方向転換のコツとしては、「縁石と後輪をバックミラーや目視で確認しながらバックする。ハンドルを回す見極めのタイミングは結構シビア」です。
実際、合格の為には、教習所の先生の指示に合わせて、車の移動する距離、縁石からの距離を考えながら、慎重にハンドル操作を行う必要があります。
本番は先生のアドバイス無しに方向転換を行わなければいけません。覚えられるのだろうか。かなり心配。

教習四時間目

だいたい四時間目頃から、第一段階の見極めを意識した教習が行われます。例えば、右後方に方向転換する場合、一旦ハンドルを左に向けてハンドルを徐々に戻し、目標を付けた一定の地点で一気にハンドルを右いっぱいに回して後方に方向転換します。

ヘッドとトレーラーが一直線になりそうになったら、ハンドルを戻して、下がり過ぎない様にしながら後方確認して車両を止めます。言葉で説明するのは簡単ですが実際は結構焦ります。とにかく何度も練習を繰り返し、理屈ではなく、体に覚えこませます。

教習五時間目

五時間目は、第一段階の見極めです。今まで行った教習の総決算となります。とにかく、慌てず、騒がず、体に覚えこませたトレーラーの運転特性を発揮できる様、冷静に運転を行いましょう。なんとか教習の後半で、右後方・方向転換のコツを覚えて、第一段階をクリアしました。良かった!まだ先は長いけど!

教習六時間目

第二段階の一時限目となります。この頃から完全に卒業検定を意識した教習が行われます。直進、周回、右左折、そして今回からバッグの左折方向転換(&右方向転換)、加速といった内容の教習がひたすら行われます。

教官より「左折時、大廻りし過ぎている」との指摘を受けました。左折バックは、右折バック時よりも更に難易度は高くなります。教習所の先生曰く、右折バックの逆の操作を行えば良い、とのアドバイスを受けましたが、そう簡単に頭を切り替えられません!

教習七時間目~教習十一時間目

ひたすら、直進、周回、右左折、そしてバッグの右左折方向転換、加速といった内容の教習がひたすら行われます。

特に、バックの方向転換は卒業検定のキモとなる為、念入りに教習が行われます。右折バックは、直接トレーラーの右側後方車輪を目視する事が出来ますが、左折バックは、直接トレーラーの左側車輪を目視する事が出来ません。したがって、後方確認する際のトレーラーの進入角度を頭に入れてバックする必要があります。自分なりのポイントを何とかして見つけましょう。

教習十二時間目

十二時間目は第二段階の見極めとなります。「バッグの右左折方向転換」については、なんとかコツを掴める様になってきました。後輪の入射角度と、ハンドルを回すタイミングを頭に叩き込みます。前回の教習の際指摘された、安全確認についての不備や、一時停止についても指摘がありましたが、最終的にはOKを頂き、卒業検定に挑む事となりました。

卒業検定

ついに卒業検定日。「安全確認と平常心を忘れなければ大丈夫!」と自分に言い聞かせて検定に臨みます。深呼吸した後、検定車に乗り込んで、エンジンを掛け、検定スタート。平常心を忘れず、愚直なまでの安全確認を行い、止まるべき所では止まり、曲がるべき所では曲がり、スピードを出すべきところではきちんとスピードを出しました。途中、ちょっと自信の無い箇所もありましたが、なんとかブレーキを踏まれることなく卒業検定は終わりました。

しばらく控え室で待機後、検定結果の発表が行われ、無事卒業検定は合格となりました。

「ばんざーい!」

「自動車教習所で教習を受けて試験に合格するだけで、貨物トレーラや、タンクローリー・キャンピングトレーラーを公道で走らせる事が可能な資格「けん引自動車免許」。
これからも、様々な資格に挑戦していきたいですね!」

※Girlsイラスト:http://furu-yan.jimdo.com/(筆者自筆)[リンク]
※イラスト:GATAG|フリーイラスト素材集 http://free-illustrations.gatag.net/[リンク]
※イラスト:かわいいフリー素材集 いらすとや http://www.irasutoya.com/[リンク]

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(執筆者: FURU) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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