【地下アイドル通信setlist5】 横浜スタジアムで見た!試合前の『diana』独占密着取材
記者が勝手に始めた【地下アイドル通信】もsetlist5になった。
この連載コーナーの「地下アイドル」というというタイトルは何も地下アイドルのみを対象にしたものではない。自称地下であろうが、メジャーであろうがアイドルであれば何だってかまわない。
そのため、「地下」というコーナータイトルであっても積極的に取材オファーを出してくれる、”頑張るアイドル”は都合のつく限り取材する。
前回setlist4で紹介した横浜DeNAベイスターズのオフィシャルサポーティングガールズユニット「diana」から再度取材オファーが来た。またもや独占取材らしい。
ということで、前回に引き続き一部メンバーの紹介動画を交えて密着取材した。
なお、前回からメンバーが約半分入れ替わっている。
※参考記事
【地下アイドル通信setlist4】 横浜スタジアムでは見たことがあるかも?初ワンマンライブ『diana ファンミーティング』
https://getnews.jp/archives/1363660 [リンク]
前回はワンマンライブだったが、普段は横浜スタジアムで試合のある日に活動をしている。
まだ開門の数時間前にひっそりとリハーサルをするメンバーたち。
リハーサルとはいえ、本番のミニライブが行われるステージではなく広さも勝手も違うバミリ(演者の立ち位置がわかる目印)もない場所で黙々と行われる。
大音量を出すわけにもいかないので、それこそラジカセからの小さな音響で完璧に合わせていく。
短い時間でリハーサルは終了し、彼女たちは引き上げていった。
さて、実際に開門時間までの合間を縫ってまずは3名にインタビュー。
写真左から若槻彩香さん(新メンバー)、鈴木あゆみさん(2年目メンバー)、中村比菜さん(2年目メンバー)の3名だ。
まずは新メンバーの若槻さんから。
--太ってしまって衣装が着れなくなったのが最大のピンチだということですが以前は何かしていたのですか?
「はい。チアをやっていまして。全国で2位になったことがあります。その頃の話なんですけど焦りましたよ(笑)」
--dainaに入っていかがですか?
「実は3回目の挑戦だったのですが、ものすごく憧れていたのでうれしいです」
写真写りが悪いそうで、それならばと記者がない腕で頑張ったのだが、かわいく撮れているだろうか。
実際にdianaのメンバーはお世辞抜きで写真よりも実物の方が数段いいと思うので、推しメンを探して球場に気軽に会いに行くといいだろう。
鈴木あゆみさんは、2年目メンバーで前回もインタビューした。
--鈴木さんはセンターの立ち位置が多いのでまとめ役と思われますが、メンバーが入れ替わっていかがですか?
「そうですね。メンバーが多いので探りさぐりです。私も以前にもましてdianaに対する気持ちが一層強くなっていますので、それを他の新メンバーに伝えることが役目だと思っています」
--前回のインタビューでは電車に衣装を忘れたお話を伺いましたが、相変わらずだとか?
「そうなんですよ。家に衣装を忘れて大急ぎで持ってきてもらいましたので何とか間に合いましたけど、焦りました~」
最後は中村比菜さん。特徴のある声なので絶対に忘れない。またキャラクター的にいじりやすいので話題もそちらに向いてしまう。
--前回も学校の話でしたが、今回も学校で怒られた話ですか?
「え~。授業についていけなくて巨大ねり消しを作っていたんです」
--ちょっと待って!授業についていけないのなら勉強しようよ。ねり消し作ってる場合じゃないでしょ?
「でも、ねり消し作った人はヒーローだったんですよ。1年かけて作ったのに先生に見つかって”なんだこれは?”って」
--期待を裏切りませんね。ところで何の授業だたんですか?
「都道府県テストです」
--?
「都道府県の形を見せられて当てるやつです。北海道がわからなかったのは私だけで…」
--それって小学校の話でしょ?
「・・・」
と、やはり期待を裏切らない中村さんだった。
さて、例によってワンテイクのみの自己紹介動画。場所を移して収録開始。今回の演出は鈴木あゆみ監督。
■dianaインタビュー1 27APR2016
https://youtu.be/EOrvOYfSOpc
インタビューが終わり、球場の開門時刻が近くなった。
メンバーは二手に分かれてグリーティングというファンサービスを毎回やることになっている。
一方は、定点に並び写真撮影に応じたりサインをしたり、握手したりのファンサービス。
子供のファンも多く、写真のように子供目線で優しく対応する。
がっつりヲタさんの中には、ここにいる全メンバーをループするツワモノもいる。
ファンのありがたさがわかる一瞬だ。
もう一方は球場の周りを歩いて、この後行われるミニライブへの誘導や試合の応援を呼び掛ける。
写真は前回インタビューしたMamiさんと小谷津友里さん。
球場の周りを練り歩くメンバーは立ち止まり禁止なので、声を掛けるのは構わないが立ち止まっての対応はできない。
一通りファンサービスが終わると、そのまま歩いてライブが行われるステージに向かう。
ミニライブは15分間で数曲を披露する。
最前のスペースは子供専用で、その後ろが一般観覧。
写真撮影する人はさらに後ろからとスペースが決まっている。
なお、同地は青空イベントステージなので芝生の上に座って観覧する。
また様々なグルメ屋台が並び、ビアガーデンを実施している日もあるので試合前に一杯やりながら楽しむことも可能だ。
ライブ中の1曲は観客の子供をステージに上げて、メンバーと一緒にダンスを楽しむ趣向を取り入れており、いい思い出になること間違いなしだろう。
記者は子供スペース後ろの報道関係者スペースから撮影したが、そもそも独占取材なのでスチールは記者一人。
開幕して取材日まで10回以上はこうしたイベントで観客を盛り上げる活動をしているが、試合が始まっても球場内で様々な活動を行う。
試合中の活動模様は次の機会に譲るが、おそらく野球の試合を取材する以外の目的で記者が入るとすると、それはそれでレアなのかもしれない。
ヲタさんたちも撮影可能エリアから盛んにシャッターを切っていたが、いい写真は撮影できただろうか。
子供たちも大喜びでメンバーの振り付けを見よう見真似で体を動かしていたのが、かわいらしかった。
こうして、あっという間の15分間は終了し、メンバーは球場内へ入り、試合開始前からまた活動を始める。
記者はこの合間の時間を使って2名のインタビューをした。
2名とも新メンバーで、写真左から橘亜李彩さん、Sayakaさん。
では、Sayakaさんから。
--高校でチアダンスの発表会で下着が落ちそうになったとありますが?
「そうなんですよ~。ヌーブラをしていて途中で落ちそうになって必死でした。もうヌーブラはしません!(笑)」
--dianaに入ってどうですか?
「不安で今はまだわかりません。でも、先輩も優しくて私も頑張ってに盛り上げていけるように頑張ります!」
--パイセンは本当にやさしいですか?
「ハイ!優しいです。本当ですってば~!」
次は橘さん。
--電車とホームにはまったとありますが?
「電車を降りようとして足がすべって腰のあたりまで落ちたんですよ~」
--で、引き上げてもらった?
「それがですね~、誰も助けてくれなかったんですよ。(笑)遠巻きに見てはいたんですけど、誰も引き上げてくれなくて写真撮ってる人とかいましたよ、もー」
--え、それは危険ですね。どうなりました?
「自力ではい上がりました(笑)」
--(絶句)気を付けてくださいよ
では、二人の自己紹介動画をご覧いただこう。
■dianaインタビュー2 27APR2016
https://youtu.be/m6Z_pMRhLqc
試合がある日であれば横浜スタジアムに少し早く来れば、このような短時間ながらも盛りだくさんのイベントが開かれている。
試合の応援テンションを上げるため、お気に入りの推しメンを見つけるため、美味しいグルメに舌鼓を打ちながらミニライブの観覧もいいだろう。
それぞれの楽しみ方で彼女たちを応援してみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影
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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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