洋楽シーンの“今”がギュッ! 『DJ KAORI’S PARTY HITS』DJ KAORIさんにクラブの楽しみ方から推しガジェットまで聞いてきた
ジャスティン・ビーバー、アヴィーチー、ゼッド、カーリー・レイ・ジェプセン……最新の洋楽シーンはこれで分かる! DJ KAORIの洋楽ヒットミックスCD最新作『DJ KAORI’S PARTY HITS』がリリース中。DJ KAORIらしい爽快で“確実にアガる”ミックスは、GWから夏にかけてのおでかけやパーティシーンにピッタリ。洋楽ファンはもちろん、普段洋楽をあまり聴かないという方もオススメの一枚となっています。
今回ガジェット通信ではDJ KAORIさんにインタビューを敢行。『DJ KAORI’S PARTY HITS』についてから、クラブ初心者への「クラブを楽しむコツ」まで色々とお話を伺ってきました。
―『DJ KAORI’S PARTY HITS』聴かせていただいて、今聴きたい曲が全てつまっている一枚でした。選曲についてはいかがですか?
DJ KAORI:そうですね、これを聴いてもらえれば“今”が分かる一枚になっています。ジャスティン・ビーバーの2曲(「ソーリー」「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」)や、CMにも使われていたカーリー・レイ・ジェプセンの「アイ・リアリー・ライク・ユー」等、一度は聴いた事あるという大ヒット曲ばかりなので、普段あまり洋楽を聴かない人も楽しめる選曲にもなっていると思います。もちろん、普段から聴く人は「この曲ね!」って楽しんでもらえると思うし。
―昨年リリースされた「DJ KAORI’S BEST POP HITS」に比べると、少し大人っぽさもあるというか、クールさも感じました。
DJ KAORI:大人っぽく、クールをテーマに選曲したわけでは無いのですが、そう感じていただいたという事は、世界の音楽トレンドがそういった曲に変化して来たのだと思います。例えばザ・ウィークエンドの「キャント・フィール・マイ・フェイス」は全米チャート1位で、グラミー賞も受賞していますが、R&Bで、彼の声も結構アンニュイですよね。そういったChill Out感のある楽曲が今なのかな、と。
―なるほど、そんな最新トレンドを感じながらも、デヴィット・ゲッタやマルーン5等「これぞアガる!」という曲がミックスされているのもたまりません。
DJ KAORI:やっぱりクラブでもCDで音楽を聴いていても、くるぞくるぞ……と思ってそのメロディがくると、テンションあがるじゃないですか。そういう楽しさを感じていただきたいですね。あとこのミックスを聴いてからクラブやフェスに行くと予習が出来てより楽しめるんじゃないかな、と思っています。
―クラブで初聴きの曲を楽しむのも良いですけど、知っている曲だとやっぱり盛り上がりますよね。クラブに行った事が無い、という人は結構多いのでは無いかなと思うのですが、クラブ初心者はどうやって、何を楽しめば良いですか?
DJ KAORI:「クラブ」というと、なんとなく恐い人が多そうとか、そういうイメージを持っている人もいると思うんですけど、“楽しみ”に行く所ですから、そんな悪い人はいないですよ! 大丈夫。どんな格好していけばいいか分からない、って悩みも自分の好きな服で良いし、もしちょっと恥ずかしい思いしたとしても、もう二度と会わない人もいるんだから「旅の恥は〜」じゃないけど気にしない気にしない。そして逆にめちゃくちゃ気の合う人と出会って友達も増えるかもしれない。やっぱり学校や会社だと毎日同じ様な人としか交流しないと思うけど、クラブに行けば学校や仕事も全然違う、「音楽が好き」っていう共通点だけがある人々に出会えるから。視野が広がるきっかけにもなると思いますよ、私もそうだったので。
―思い切って出かけてみる、という事がすでに素敵な思い出になりそうですものね。先日はKAORIさんプロデュースのファンランイベント「LightningDASH 2016」もありました。
DJ KAORI:会場すごかったですよ! オシャレした女の子ばっかり。友達同士でテーマを決めて、色を揃えたり、お揃いの物を身につけたり。日本ってそうやって着飾って行く場所って少ないんですよね。だからハロウィンも大ブームになっているのかもしれないけど、「LightningDASH 2016」も思い切りオシャレしてはじけるという場所を作れて楽しかったな。皆そういう場所を求めてるんだ、これからも続けたいなと感じました。
―最後に、KAORIさんにオススメのガジェットをご紹介していただきたいのですが、オシャレなレコードプレイヤーですね!
DJ KAORI:これは「Amadana Music」の第一弾商品で、スピーカー内蔵型のレコードプレイヤーです。既存のレコードプレイヤーって配線がたくさんあったり、色々別に設置する物が必要だったり、若い女の子や機械が苦手な方はよく分からないと思うんです。でもこれはターンテーブルとアンプとスピーカーが一緒になっていて、これさえあれば大丈夫! という便利なガジェット。値段も1万6千円前後と手頃なので、レコードデビューしたいと思っている方にはピッタリだと思います。スピーカーが下についていて、若干音がこもりがちな部分もあるので手持ちのスピーカーをつなげると、さらに音が楽しめると思いますよ。インテリアの中にあってもオシャレです。
―これ、本当に電源一つつなげればすぐレコードが聴けるんですね。私も欲しいです(笑)。今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!
(撮影:オサダコウジ)
『DJ KAORI’S PARTY HITS』現在発売中!
【楽曲リスト】
1. リーン・オン feat. ムー&DJスネーク
2. ソーリー
3. ロックト・アウェイ feat. アダム・レヴィーン
4. シュガー feat. フランチェスコ・イエーツ
5. ワン・ラスト・タイム
6. ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?
7. ザ・ナイツ
8. セレブレート
9. サティスファイド feat. ヴァッシー
10. シークレッツ feat. ヴァッシー
11. サン・ゴーズ・ダウン feat. マジック!&ソニー・ウィルソン
12. フォロー・ミー
13. シネマティック feat. デニー・ホワイト
14. ビューティフル・ナウ feat. ジョン・ベリオン
15. サマーシング! feat. マイク・テイラー
16. ビューティフル・ワールド (オリジナル・ミックス)
17. アイ・ウォント・ユー・トゥ・ノウ feat.セレーナ・ゴメス
18. ウェイティング・フォー・ラヴ (カーネージ&ヘッドハンターズ・リミックス)
19. スパークス feat. コリィ・サクソン
20. クール feat. ロイ・イングリッシュ
21. トーキング・ボディ (パニック・シティ・リミックス)
22. アイ・リアリー・ライク・ユー
23. シュガー
24. キャント・フィール・マイ・フェイス
25. ミドル feat. バイポーラ・サンシャイン
26. セイ・イット
27. ラヴ・ミー・ライク・ユー・ドゥ
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