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いろいろひどい(いい意味で)ウェブ番組『出没!タジキスタン天国』が感想を“あいうえお作文”で募集中

いろいろひどい架空のテレビ番組『出没!タジキスタン天国』が感想を“あいうえお作文”で募集中

6月10日に突如として配信を開始したウェブ番組『出没!タジキスタン天国』をご存知でしょうか。「地域密着系国型エンターテイメント」と銘打ったこの番組は、「どこかのテレビ番組に似てない?」「なぜタジキスタン?」というそもそもの疑問に始まり、実際に見てみるとツッコミどころが満載。その見どころをピックアップしてご紹介します。

『出没!タジキスタン天国』
http://codemasters.jp/ofprr/sp/tajik_tengoku.html[リンク]

謎の宣伝部長“オラ川欽也”

この番組の司会は、お笑いコンビ“弾丸ジャッキー”の松雪オラキオさん。「あなたの国の宣伝部長、オラ川欽也です!」と名乗っています。司会者なのに射撃の標的にされたり、タジキスタン国技のクラッシュで投げられたりと、威厳もありません。それでも、ふだんはネタ番組やひな壇でしか見ることのないオラキオさんの迷司会ぶりは、見ていくうちにだんだんクセになってきます。

もうひとりの司会は、元陸上自衛官という特殊なプロフィールを持つタレントの福島和可菜さん。パネリストに元自衛隊レンジャー隊員の弾丸ジャッキー 武田テキサスさん、砂川禎一朗さんに、元傭兵(ようへい)という、これまた特殊なバックグラウンドを持つ高部正樹さんが出演します。なぜか軍事色の強いメンバーのようですが……。

美しいCGシーン?

番組は、タジキスタンの名所や名物を「BEST30」として紹介しながら進行。1回約15分の番組6回分で、第1位まで紹介していきます。「BEST30」にはタジキスタンのロケシーンがふんだんに登場するかと思いきや、30位の「ヌレークダム」に始まり、「ヒサールの要塞」、「戦場に咲く花」など、美しいCGシーンの紹介が多く、ロケシーンはほんのわずか。どういうことなのでしょう?

ここでやっと種明かしをすると、『出没!タジキスタン天国』は、7月28日に発売されたPlayStation 3/Xbox 360用ゲーム『OPERATION FLASHPOINT: RED RIVER』のプロモーション用に制作、配信されたウェブ番組なのです。ゲームの舞台となるタジキスタンを紹介するという趣旨の情報バラエティ番組になっています。CGシーンは、もちろんゲームに登場するシーン。映画のように美しく、迫力あるCG映像は、逆に番組の見どころとなっています。

ゲーム自体は、2013年のタジキスタンを舞台に、同国内での抵抗勢力による紛争に介入するアメリカ海兵隊と、侵攻する中国人民解放軍の紛争を描くミリタリーFPSと、かなりハードな内容。コアゲーマーに訴求するだけではなく、このようなやわらかい切り口で広くゲームの魅力を伝えていくプロモーションを展開しているのが特徴です。

日暮里のタジキスタン料理屋が大活躍

「BEST30」で目を引くのが、日本ではあまりお目にかかることがないタジキスタン料理の数々。タジキスタン風ピラフの“プロフ”やタジキスタン風ギョウザ“マンティ”などが紹介されます。スパイシーなのが特徴のようですが、見ているとなかなか美味しそう……。

こちらの料理を提供しているのは、日暮里にあるレストランZAKURO。タジキスタン料理専門店と思いきや、お店のサイトを見たら「イラン・トルコ・ウズベキスタン料理」って書いてあるよ! 地域的には似た料理になるのでしょうか。

ちなみに、番組VTRではZAKUROの店員さんが登場、「プロフ美味シイダヨ! オ前モ食ベテミテ!」など味のあるコメントを披露しています。楽しそうなので今度行ってみようかな……。

たまに異常に生々しい

名所や名物、グルメを紹介して楽しく進行する番組ですが、戦争をテーマにしたゲームが題材ということもあり、たまに「それ笑えないよ!」と言いたくなる場面も。

元傭兵(ようへい)の高部さんが語る「高部戦闘体験談」が、なぜか「BEST30」にちょくちょくランクインするのですが、外国人部隊と現地の上官の対立など、戦場のリアルなエピソードが披露されます。ほかにも戦地でのひどい食事、ノミに悩まされるエピソードなど、ほかでは聞けない話もある意味見どころ。

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記者:

宮原俊介(編集長) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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