ドイツの仮装大賞が “欽ちゃんの仮装大賞作品” をモロパクリ!
『ミリオネア』や『サバイバー』など、世界中でオリジナル番組の版権を獲得し、他国で放送するというケースが増えてきた。版権がなくとも似たような番組は世界中にあるもので、ドイツの番組『マスカレイド』は日本でいうところの『欽ちゃんの仮装大賞』だ。その内容や流れは『欽ちゃんの仮装大賞』と同じく、審査員の前で仮装した一般人が仮装を披露し、審査員の評価が高ければ高いほど優勝に近づくというもの。
そんな『マスカレイド』に出場した一般人の仮装の内容が、『欽ちゃんの仮装大賞』で披露された仮装とまったく同じだったことが発覚した。かつて『欽ちゃんの仮装大賞』で披露された『ピンポン』と題された仮装は、あたかも映画『マトリックス』のように立体的にピンポンをしている様子を表現するというもの。この仮装は大きな話題となり、人気のある仮装のひとつとされている。
そんな立体的な『ピンポン』の芸を、ドイツ人のチームが『マスカレイド』で実演し、なんと、審査員から満点の評価を得たのだ。審査員が元祖『ピンポン』を知っていればこんなことにはならなかったのだろうが(放送以前の審査段階で落とされていたのだろうが)、ドイツ人のチームは最高得点で勝ち抜いてしまった。このことについて日本テレビにお話をうかがった。
「寝耳に水です。そのような番組があることも知りませんでした。なにより『ピンポン』は今回の(仮装大賞の)優勝者でもあるので、仮装を真似られているというのは、彼らにとっても悲しいことでしょう」とのこと。
実はこの『ピンポン』、ドイツだけでなくフランスでも数年前にパクられており、仮装をする番組ではけっこう知られている仮装のようである。どうしてドイツの番組がそれを知らなかったのかわからないが、仮装はオリジナルを考えてこそ楽しいものであり、パクったネタをそのまま披露して優勝しても嬉しさがそこに残るのだろうか? 疑問である。
ちなみに、『YouTube』には数多くの『ピンポン』の動画が掲載されており、ちょっとくやしいのが「日本にも『ピンポン』の仮装しているヤツがいるぜ!」と紹介されていることである。元祖はこっちなのに……と、小一時間問い詰めたい(このニュースの詳細記事はこちら)。
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