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『虚構新聞』のセンスがやっぱりすごい 政府のポイントカード介入を予言していた?

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いかにも本当っぽいけど実は嘘八百なニュースばかりを伝える『虚構新聞』(http://kyoko-np.net/)のセンスが改めて称賛されている。

まずは『虚構新聞』が2013年11月に掲載したこちらの記事をご覧いただこう。

政府、「国民ポイント」導入検討 消費増税還元
http://kyoko-np.net/2013111201.html[リンク]
・政府・与党は11日、来年4月から始まる消費増税8%に伴い、増税分の還元策として商品購入時の金額に応じて一定の「国民ポイント」を付与する「国民ポイントカード(仮)」の導入を検討していることが分かった。
・また、昨今Tポイントやクレジット会社が独自に提供するポイント、マイル、円天、ガバスなど、運営会社ごとに異なるポイントを全て「国民ポイント」として集約させることも検討している。
・毎年のカードの利用実績に合わせ、利用者を「名誉国民」「国民」「非国民」としてランク付けする案も挙がっている。素案では年2千万円以上の消費活動に貢献した名誉国民には国政選挙時に1人2票投じる権利を与える一方、ポイントをためる意志がない非国民からは逆に選挙権を剥奪する。

そしてこちらがつい先日発表された、本当のニュース。

総務省 ポイントカード一本化を検討へ
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160105-00000060-nnn-pol[リンク]
・総務省は各種ポイントカードをマイナンバーカードに一本化できないか、検討を始めることにした。
・カードを発行している企業や団体を結ぶシステムを立ち上げ、各種ポイントカードや銀行、図書館、商店街などのカードをマイナンバーカードに一本化しようというもの。

誰がいつどこで何をいくらで買ったかが丸わかりになってしまう「ポイントカード」についての、嘘八百と本当のニュースの2つを読んでもらったが、いかがだろう。名称や目的に多少の違いはあるものの、「政府が国民を管理するため」という大筋では一致している。『虚構新聞』では、2015年の流行語大賞にノミネートされた「上級国民」と「一般国民」の概念に相当する「名誉国民」と「国民」の差別化についても触れられているなど、なかなかの先見の明を発揮している。

リアルの政治が、嘘八百と笑っていられないディストピアへ近付いていくのは勘弁してもらいたいものだが……。

画像:『虚構新聞』より引用

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