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ほとんど空気を汚さない!? フィリップ モリス加熱式たばこ『iQOS』の試験結果発表

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フィリップ モリス ジャパンが世界に先駆けて2015年9月1日から日本で発売している加熱式たばこ『iQOS(アイコス)』。「火を使わない」「灰が出ない」「ニオイが少ない」「たばこ葉本来の味わいを得ることができる」という特徴があり、従来のたばこと同じ味覚や満足感を味わうことができる新時代のたばことして注目されています。ガジェット通信でのレポートにもかなりの反響があり、多くの喫煙者にとっては気になる存在といえそう。

参考記事:
煙が出ずにニオイもつかない! フィリップ モリスの加熱式たばこ『iQOS』を試してみた
http://getnews.jp/archives/1113473 [リンク]

しかし、ほんとうに空気を汚さないのか……。そういった一抹の不安に対してのひとつの回答として、『iQOS』を使用した際に屋内の空気の汚れに関しての試験結果が発表されました。

現在、12都道府県の約3万1000店舗で発売している『iQOS』。来年度には日本全国での展開を目指しています。従来型の紙巻たばこが800℃以上の温度になり燃やすことで有害性成分を発生させるのに対し、『iQOS』は燃やさず熱することで、ほとんどその発生を抑えるといいます。

紙巻たばこのリスクが認知される中でも、世界で10億人以上が喫煙を続けるという中、フィリップ モリスでは喫煙よりもリスクの低い新たな選択肢を提供するという「たばこハームリダクション」というコンセプトのもと、長年にわたり「リスクを低減する可能性がある製品(RRP)」の研究開発を続けており、その最初の製品が『iQOS』になります。

フィリップ モリス ジャパンのサイエンス担当マネージャー・飯田朋子氏は「疫学的な疾病リスクは時間とともに上がっていきます。それを紙巻たばこからRRPへ切り替えることにより、禁煙の状態に近づけていく研究を続けています」といい、製薬会社と同じアプローチでRRPの研究開発を行っていると強調します。

2015年12月3日・4日に沖縄で開かれた室内環境学会学術大会に合わせて発表されたという『iQOS』を使用した際の屋内空気環境の試験結果については、フィリップ モリス インターナショナルの屋内環境試験担当マネージャーを務めるキャサリン・ゴウジョン氏が披露。

試験はスイスの研究室に用意された部屋で実施し、非喫煙者・『iQOS』使用者・紙巻きたばこ使用者の3グループが同じ条件で5時間その部屋で過ごして、屋内の空気の変化を測定しています。

まず、窒素酸化物の濃度は、紙巻きたばこの場合は吸ったタイミングでピークが発生していますが、『iQOS』の方は何も使用していない時と区別ができないという結果になっています。『iQOS』を吸った場合でも口などから吹く蒸気が出ますが、そこに窒素酸化物はほとんど出ていないことになります。

また、ニコチンに関しては、紙巻きたばこが1立方メートルあたり約40マイクログラムだったのに対して、『iQOS』は1.50マイクログラム程度。何もしていない状態よりは高いですが、「紙巻きたばこと比較すると大幅に低い」(ゴウジョン氏)といいます。

このほか、ホルムアルデヒドは『iQOS』を使用した時と何もしていない状態の時に差はなく、アセトアルデヒドはわずかな差があるのみで、日本や欧州で定義されるガイドラインで定義される曝露上限より大幅に低く、いずれも紙巻きたばこと比較すると大幅に低減しているというデータになっています。

これにより、ゴウジョン氏は「『iQOS』は環境中の煙の発生源ではなく、屋内空気環境に悪影響を与えない」と結論づけました。

レストランやカフェなど、店舗で喫煙する機会が多いというのは「日本特有の環境」と指摘したのはフィリップ モリス ジャパン渉外担当マネージャーの福原ひとみ氏。「海外では屋外での喫煙は自由な場所が多いが、日本の場合各自治体で路上喫煙の規制が進んでいます」といい、一方で飲食店の分煙は東京都の調査で56.8%が禁煙・分煙の対策をしていないとあり、「多くの飲食店で喫煙対策に課題を抱えているのが現状」とします。

フィリップ モリスは、『iQOS』を禁煙のエリアでも吸える飲食店を『iQOS Welcome Place』として認定。既に“Travel Cafe”といったカフェや“LIQUIDROOM”のようなライブハウスで実施しており、専用のサイネージやLEDディスプレー、紙製灰皿を展開してその認知を広げたいとしています。

喫煙者と非喫煙者の双方に配慮した空間が広がることになれば、それまで肩身の狭い思いをして吸っていた喫煙者にとっては、『iQOS』に切り替えていく理由になり得るかもしれません。『iQOS Welcome Place』が今後どれだけ増えていくのか、期待したいところです。

iQOS (フィリップ モリス)
https://www.iqos.jp/

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記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

TwitterID: parsleymood

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