BlackBerryがAndroidを搭載したスライド型スマートフォン「BlackBerry Priv」を正式発表、北米で予約開始、11月6日より発送、価格は$699

BlackBerry は 10 月 23 日(米国時間)、同社初の Android スマートフォン「BlackBerry Priv」を正式に発表し、同日より米国とカナダの公式オンラインショップで予約受付を開始しました。BlackBerry Priv の米国価格は $699(約 87,000 円)で、11 月 6 日より発送される予定です。海外の BlackBerry ショップから日本への発送は行われていません。BlackBerry Priv は Android 5.1.1(Lollipop)を搭載したハイエンドなスマートフォン。5.43 インチ 2,560 x 1,440 ピクセルの AMOLED ディスプレイの下には物理キーボードが収納されており、スライドすると出現し、ボタンで文字を入力できます。

ディスプレイは Galaxy S6 edge のようにエッジ部分がカーブしており、全体的に滑らかなデザインに仕上がっています。筐体サイズは 147 x 77.2 x 9.4mm、質量は 192g。ベビー級な端末です。主要スペックは、Snapdragon 808 MSM8992 1.8GHz ヘキサコアプロセッサ、3GB RAM、32GB ROM、Micro SD カードスロット(最大 2TB)、背面に 1,800 万画素カメラ、前面に 200 万画素カメラ(F/2.8)、3,410mAh バッテリーを搭載しています。リアカメラには裏面照射型 CMOS イメージを採用しており、レンズは F/2.0 の明るいものを採用。デュアル LED フラッシュもあります。BlackBerry Priv のカメラはドイツのレンズメーカー Schneider-Kreuznach による認定を取得しています。また、光学手ブレ補正に対応するほか、HDR 撮影や 4K 動画の撮影も可能です。通信機能は、Wi-Fi a/b/g/n/ac(2X2 MIMO)、Bluetooth v4.1、NFC、Wi-Fi Direct、GSM(850 / 900 / 1800 / 1900MHz)、WCDMA / HSPA+(Bands 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8)、FDD-LTE(Bands 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 12 / 17 / 20 / 29 / 30)に対応しています。やはり FOMA プラスエリアにも対応しています。BlackBerry Priv はプライバシーの漏えい防止やセキュリティ保護に重点を置いた製品で、名前の「Priv」は「Privacy」や「Private」から来ています。具体的には、ハードウェアレベルの root 化防止機能、ハードウェアから OS に渡るセキュリティチェック機能(Verified Boot and Secure Bootchain)、Linux カーネルへのセキュリティパッチの独自適用、FIPS 140-2 準拠のストレージ暗号化、BES12 のサポート、Android for Work のサポートなどの対策が行われています。また、BlackBerry は「DTEK」という独自のアプリをプリインストールしています。これは、アプリ単位でプライバシーデータへのアクセスを許可 / 拒否したり、様々な要素(パスワードの強さなど)端末のセキュリティ状態をチェックする機能を持つアプリです。、BlackBerry 端末は Amazon.com でも販売されており、機種によっては日本への配送にも対応しています。なので、BlackBerry Priv も今後、Amazon で販売され、もしかすると、日本にも配送してくれるかもしれません。しかし、その予定は今のところ不明です。Source : BlackBerry

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