人気ゲーム『絶体絶命都市』シリーズ生産中止か
ゲームショップ『ファミコンプラザ』の公式ブログに衝撃的な情報が掲載されて物議をかもしています。数日前、アイレムの人気ゲームソフト『絶体絶命都市4』が発売中止になったニュースが話題になりましたが、今までの『絶体絶命都市』シリーズもすべて生産中止になるそうなのです。
『ファミコンプラザ』の公式ブログには「この絶体絶命都市シリーズの1~3ですが、残念な事に次回の生産予定が無いという事になってしまいました。事実上の生産終了となります」と書かれています。ゲームニュースサイト『インサイド』も「アイレムの人気サバイバル・アクションアドベンチャー『絶体絶命都市』シリーズが生産終了になってしまうようです」と報じています。
『絶体絶命都市』は、震災によって崩壊寸前の都市から脱出するというゲーム内容で、非常にリアルに震災のシーンを再現していることから、多くのゲームファンの支持を得ていました。しかし内容が内容だけに、配慮して販売・生産を取りやめたのでしょう。
シリーズの生産中止に対してインターネットユーザーらは「過剰反応だろういくらなんでも卑屈すぎる」、「これやりすぎやで」、「災害時に必要な知識をゲームで学べるっていいことなのになあ。3なんてそのために専門家に協力もしてもらってるし」と意見を書き込みしています。ゲームファンとしては、シリーズを続けて欲しいようです。
ハリウッド映画『ヒアアフター』は、震災をイメージさせるリアルな津波のシーンがあることから、日本での上映を途中で中止してしまいました。どこまで配慮し、どこからOKなのか? 今後、企業はそのあたりの加減を間違わずにしていく必要がありそうです。
画像: ファミコンプラザ公式ブログ
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