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“食品ロス”を減らして被災地を支援 フードバンクの取り組みとは

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セカンドハーベストジャパン ウェブサイトより

東日本大震災発生から2週間、不安な状況は続くものの生活は少しずつ落ち着きを取り戻しつつあります。被災地への支援物資の一般募集も各地で始まっています。「被災者のために何か送りたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。今回は、支援物資の送り方のひとつとして“フードバンク”の取り組みを紹介したいと思います。

フードバンク関西 ウェブサイトより

フードバンクは、主に食品メーカーなどで発生する「品質には問題がないものの、包装不備で市場での流通が困難になり、商品価値を失った商品(Wikipediaより)」を無償で受け取り、生活困窮者を支援するNGOやNPOなどに供給する活動団体です。日本では、2002年に初のフードバンク団体が設立され、現在は『セカンドハーベストジャパン』として活動を開始。現在では、『フードバンク関西』『ふうどばんく東北AGAIN』などの団体があります。

ふだんは、児童養護施設や低所得の母子家庭世帯、身寄りのない高齢者や路上生活者への食糧供給や炊き出しを行っていますが、各団体ともに東日本大震災の被災者支援にも取り組んでいます。被災地で必要とされる物資は刻々と変化するため、それぞれに募集するものをウェブサイトで告知。物資の送付・持ち込み方法も詳しく説明されています。

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『セカンドハーベストジャパン』は、震災の2日後から現地入りして物資の配送を開始。被災しながらも活動を続ける『ふうどばんく東北AGAIN』と協力し合いながら、物資が不足するエリアでの救援活動を展開しています。救援活動の様子は日々ブログにアップされており、テレビなどの報道とは違った角度での現地の様子を知ることができます。

日本では、年間1900万トンの食品廃棄物が排出され、そのうち500~900万トンが食べられるのに捨てられる“食品ロス”だと言われています。家庭から発生する食品ロスは200~400万トン。「カビが生えた」「賞味期限が切れた」「使いきれずに腐った」などの理由で、捨てられてしまうことが多いそうです。

買い過ぎずに賢く食べること、そして余ったものはフードバンクなどを利用してリサイクルに回していくだけでも、被災地を含む生活に困っている人たちへの支援になります。今回の震災をきっかけに、いつもの生活を見直してみてはいかがでしょうか。各団体への支援物資の持ち込みは、ウェブサイトで確認してください。また、3月26日(土)には、TOKYO DANDYが東京・渋谷で開催する、『セカンドハーベストジャパン』と連携した震災支援イベント『ONE NIPPON』でも支援物資の受付が行われます。
 
参考ウェブサイト
セカンドハーベストジャパン
http://www.2hj.org/index.php/jpn_home
フードバンク関西
http://foodbankkansai.web.infoseek.co.jp/
震災支援イベント『ONE NIPPON』―JFW「東京発 日本ファッション・ウィーク」
http://jfw.jp/jp/feature/fashion/84
もったいない!「食品ロス」を減らそう―政府広報オンライン
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200906/4.html
 

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記者:

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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