【フジ】夫と娘が生き埋めになった女性にインタビューし炎上 / 視聴者の声「震災バラエティーか」
2011年3月11日、楽しい週末の金曜日を襲った日本史上最大級の大地震。マグニチュード8.8という驚異的な破壊力で東日本を壊滅状態にしたこの地震には、「東北地方太平洋沖地震」という名称がつけられました。
多くの人々が行方不明になり、多くの人々が亡くなっているこの地震。その恐ろしさを伝えるために被災者にインタビューをすることは重要な仕事だとは思いますが、あまりにモラルのない質問をする、非道徳的なアナウンサーに対して「インタビューしてる奴、泣かせようと必死だったな。最低な奴だ」などの非難の声があがっています。
問題になっているのはフジテレビの男性アナウンサーで、夫と娘が生き埋めになり安否がわからない女性に対し、執拗に涙を誘う質問をしたというのです。
実際にこのインタビューのようすを見ましたが、絶望のなかにいる女性はアナウンサーの質問に対して号泣し、疲労困憊していました。視聴者やインターネットユーザーらはアナウンサーの質問に対して強く批判しており、以下のような意見がインターネット掲示板等に書き込みされています。
<アナウンサーに対するネットの意見や感想>
・さすがの俺でもひくわ
・人の不幸は蜜の味。視聴率うめーっすだろ。いつもじゃん
・泣いてる人相手に質問攻めとかデリカシーなさすぎマジキチだわ
・インタビューしてる奴、泣かせようと必死だったな。最低な奴だ
・何がしたかったんだろ、フジ。えげつない
・フジはずっと被害を煽るような報道ばっかしてるな
・今願うことって家族全員助かることに決まってるだろ阿呆
・フジはいい映像求めすぎなところはあるね
・テレビ局って放送するネタができて本当に嬉しそうだよな
・いまみてた。ひどすぎ
・人でなしだな。記者もカメラマンもスタジオのディレクターも
・いつまでこういう事するの?
・これ見てた。おばちゃん泣かせる絵撮るとか鬼畜
・このインタビュー見てるの辛かったわ。普通に涙でたし
・キャスターはヘルメット装着なのに、後に映りこむスタッフたちはノーヘルの不思議
・人でなしでなけりゃマスコミの仕事なんて務まらないだろ
・フジは何でもかんでもバラエティーのノリでやるからな
・なんで報道のフリしたバラエティーしてんだ氏ね
・あのクソアナまじでクズすぎてひいたわ
・こんな腐ったやつが同じ日本人だとは思いたくない
・震災バラエティーとか
このアナウンサーのインタビューに対してインターネット掲示板『2ちゃんねる』やブログなどでは非難の声が殺到し、炎上状態になっています。被災地の状況を伝えることは重要ですが、インタビューは相手の心境を考えてするべきかもしれません。いまこの状況を考えると、「涙」を映すのではなく「状況」を伝えることを優先してほしいものです。
画像: 2ちゃんねる
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