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古市憲寿インタビュー「フィンランドから日本が学ぶべきこととは?」~マガジンハウス担当者の今推し本『国家がよみがえるとき』

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こんにちは、マガジンハウスです。みなさんはフィンランドという国について考えたことはありますか? そんなには考えないかもしれませんが、たまにはありますよね。イメージとしては…福祉国家、サウナ、ムーミン、白夜、カウリスマキ…あとは…IKEA? あ、それはスウェーデンか。H&M? それもスウェーデンか。
今回おすすめする一冊をお読みいただくと、そんなフィンランドに「あれ、日本にとってロールモデルになるんじゃないの?」という新たな印象が加わるかもしれません。著者は、今をときめく古市憲寿さん!(とトゥーッカ・トイボネンさん)

―――古市さん、最初にお聞きするのも何ですが、このような真面目な本を、どうしてマガジンハウスから出版しようと思われたんですか?

古市 「固い本にしたくなかったんですよ。日本で知られているフィンランドはごく一面であって、もっと色々な側面を知ってもらいたかったんですが、それを普通に論文にしても誰にも読まれないと思ったし。でも、”北欧”自体はマガジンハウスっぽくないですか?」

―――そうですね…CasaBRUTUSとかクウネルとか(共にマガジンハウス発行の雑誌です! よろしくお願いします!)、弊社のオシャレ部門とは仲良しな感じですね。

古市 「本のデザインも可愛いでしょう」

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かわゆい。

―――これ、帯を外すと日本語がなくなるんですね。古市さんは、学生時代にノルウェーに留学されるなど、元々北欧にご興味があったんですか?

古市 「そうですね。特に政策にはとても興味がありました。今度、育児に関する新刊が出るんですが…」

―――おっと他社の宣伝はそこまで!

古市 「いや、育児政策をみても、日本は北欧に学ぶべきところがたくさんあるんですよ。北欧では子育てや男女平等という問題が、国の未来に直結していることをみんなよくわかっている。専門機関も発言力があります。社会として産みやすい環境であるかを考えると、今の日本は絶望的ですよね」

―――古市さんは、どうして育児問題に熱心なんですか?

古市 「だって少子化って、社会の一大事じゃないですか。未来予測をするには人口を見るのが一番いいんです。経済を成長させるには人口を増やすか生産性を上げるかしかないわけですけど、今の日本は人口問題には無頓着すぎます。北欧は、仕事と家庭を両立しやすい環境をつくることで、高めの出生率を維持してきました」

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