2015年は“パンデミック映画”の当たり年? 三池監督の衝撃アイデアに世界もビックリ

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三池崇史監督、市原隼人さん主演の映画『極道大戦争』が6月20日(金)より全国公開。「ガジェット通信」では先日、三池監督のインタビューを公開いたしました。

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https://getnews.jp/archives/945631 [リンク]

本作は、三池監督の「この辺で一度原点に戻りたい」という思いのもと制作された、原作なしの完全オリジナル企画で、ヤクザヴァンパイアに噛み付かれた人間が次々にヤクザ化してしまうという奇想天外なストーリー。巨匠監督によるこれまでに無い発想に公開前から話題になる中、先日開かれた第68回カンヌ映画祭では監督週間部門で公式上映が行われ、目の肥えた世界の映画ファンを驚かせました。

異質なパンデミック映画と聞いて、ちょっと身構えた人も少なくないはず。でもご安心あれ。実は今年は一風変わった“パンデミック映画”の豊作年。これを観れば次第に、あなたもパンデミック映画の虜になるはず!?

「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」(劇場公開日:1月24日)
現代社会で共同生活を送るバンパイアたちの楽しい日常を、俳優たちの即興演技とモキュメンタリー形式を取り入れて描き、トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門やシッチェス映画祭などで観客賞を受賞したニュージーランド製ホラーコメディ。

「新選組オブ・ザ・デッド」(劇場公開日:4月11日)
お笑いコンビ「バナナマン」の日村勇紀さんが長編映画初主演を務めた、ゾンビ化した新選組隊士によって幕末の京都がパニックに陥る様子を描いたゾンビホラー。

「恋するヴァンパイア」(劇場公開日:4月17日)
桐谷美玲さん主演作。世界一のパン職人になる夢を持つ一見ごく普通の女の子が、ヴァンパイアであることを隠しながら、人間との恋に悩むさまを描いたラブストーリー。

「Zアイランド」(劇場公開日:5月16日)
哀川翔の芸能生活30周年を記念したオリジナル作品で、「ドロップ」の品川ヒロシ監督のメガホンにより、謎の病気が蔓延した島を舞台にヤクザたちの抗争とゾンビが引き起こすパニックを描いたアクション娯楽作。

『極道大戦争』ストーリー

海が近くうら寂れた毘沙門仲通商店街は、街の人々からの信頼が厚い神浦玄洋(リリー・フランキー)を組長とする神浦組が牛耳っていた。神浦の舎弟である影山亜喜良(市原隼人)は、敏感肌ゆえ刺青も入れられない若衆止まりの半端者。神浦に憧れて極道の世界に入ったものの、映画のような誇り高い仁義や任侠心に満ち溢れた理想の世界からほど遠い現在のヤクザ社会にうんざりしていた。退屈な毎日を送っていたある日、神浦の命を狙う刺客たちが次々と毘沙門仲通商店街に現れる.。死闘の果て、影山の前に八つ裂きにされた神浦が横たわっていた。駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する……「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」神浦はそういい残し絶命する。かくして“血の儀式”が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた。

http://www.gokudo-movie.com

(C) 2015「極道大戦争」製作委員会

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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