真っ黒な魚介系濃厚スープ! ラーメン激戦区大阪福島で行列ができる『三く(さんく)』
ラーメン激戦区の大阪福島に、最近、新しくオープンした人気のラーメン店があるとウワサを聞きつけ、早速、食べに行ってみた。
JR大阪環状線の福島駅から、東西線の新福島駅方面に歩いておよそ10分。郵便局のちょうど目の前にお店がある。『三く(さんく)』と書かれた赤いのれんが目印だ。
行列ができる人気店『三く(さんく)』
ちょうど12時過ぎ頃にお店につくと、すでに行列ができていた。
行列ができる人気店というウワサは、本当らしい。
かなりの人数が並んでいたものの、回転率が早く、約15分ほどで店内へ。
中に入ると、本当にラーメン屋かと思うほど、掃除が行き届いたキレイな店内、そして、オシャレな雰囲気のBGMが流れている。
厨房(ちゅうぼう)を見るとラーメン屋だが、それ以外の内装を見ただけでは、ラーメン屋とは誰も思わないだろう。女性とのデートでも問題なく使えそうである。
お店に入ると、券売機でチケットを購入。
ラーメンにつけ麺、いろんな種類のラーメンがあるが、店員さんがチケットを購入する際に、ラーメンの種類や特徴について解説してくれる。ひとつひとつに特徴があり、どれも食欲をそそられる。
親切でとても丁寧な接客
今回は、名前にひかれて、『黒壺(くろつぼ)』という、しょうゆラーメンを注文。
チケットを購入後、店内で10分程待ち、荷物をロッカーに置いて座席に案内される。そして、座席につくと、「スープがかからないように、ナプキンをお使いになりますか?」と一言。
「なんて丁寧な接客なんだ!」と、感動!白いシャツを着ていた私は、感動も5割増しである。
スープが真っ黒!濃厚スープに麺が存在感を放つ『黒壺(くろつぼ)』
そしてこれが、『黒壺(くろつぼ)』だ。
名前の通り、黒いスープに、器の半分のスペースを占める存在感抜群のチャーシュー。
ふわっとしながらも、肉厚でボリュームあるチャーシューに、分厚くザク切りにされたネギが、スープたくさん浮かんでいる。
食器を見てみると、レンゲがよく見かけるような白いものではなく、木製のレンゲなのだ。食器にまでこだわりが感じられるのは、とてもテンションが上がる。
木製のレンゲでスープをすくうと、元々、濃いスープがさらに濃く目に映り、ほんとうに真っ黒になる。
しょうゆベースのラーメンは、あっさりしているものが多いと思っていたが、この『黒壺(くろつぼ)』は、とても濃厚だ。魚介類独特の香りが感じられ、当然、コクもある。
そして麺は、太めの縮れ麺。
太めでコシのある麺なのだが、スープに負けじと存在感を放っている。とにかく麺の香りが鼻にぐんぐん入ってくる。
こんなに麺の香りを感じるラーメンは初めてかもしれない。太めのコシのある麺に、濃厚スープが絡まって、本当に良いバランス感になっている。
39分に来店するとお得!
最後に、余談となるが、お店の名前『三く(さんく)』にちなんで、39分に来店すると、特典がある。お店の営業時間も、お昼は、11時39分から14時39分、夜は、18時39分から23時39分というこだわりだ。
その時によって、特典が異なるため、詳しいことはわからないが、私が訪れたときはフルーツセットがついてきた。
常に行列ができているので、39分にお店に入るのは多少の運が必要だが、タイミングが合いそうなら、39分に席につけるように行くことをお勧めする。
今回は、『黒壺(くろつぼ)』ラーメンを紹介したが、他にもたくさん種類があるので、そちらもぜひ、チャレンジしてみてはいかがだろうか。
※写真は全て店舗許可を得た上で著者が撮影したもの
店名:三く(さんく)
住所:大阪府大阪市福島区福島2-6-5 AKパレス1F
営業時間:月~土11:39~14:39、18:39~23:39 日、祝11:39~14:39
定休日:第2,4日曜日
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(執筆者: shiraishogo) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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