マニアが選んだ間違いないグルメを食らえ!『ごちフェス』・大井町駅前
5月31日(日曜日)まで東京都品川区大井町で開催されている『全国ごちそうフェスティバル2015』初日の模様を取材した。
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日本全国の特定料理を追求するマニアが集う、いわゆるおバカ協会は数知れず。しかしその一方で、それらが集まって大きな催しをする機会に恵まれなかったのも事実だ。
オリジナリティあふれるこれらのグルメは最近では世界中から注目を集め、愛好家が国内外で情報を発信している。そこで、それらのグルメを一堂に集め、地域活性化も同時に行ってしまおうというのがこの「ごちフェス」だ。
10以上のマニアな協会が厳選した23店舗だけが参加し、マニアをうならせる店、各種の賞を総なめにしてきたお店、地元の人すら知っている人が少ないマニア発掘のお店、等々。
往々にしてマニアは究極を求めるので、そのマニアがOKテイクしたものは、ほぼ間違いないと言っても過言ではない。
開会式、テープカット、各協会の紹介とあいさつが終わったら、早速ショータイム。
初日のトップバッターは「大田Zガールズ」。プロバスケットボールチームである「アースフレンズ東京Z」を盛り上げるための応援パフォーマンスチームだ。
チームは言うに及ばず、地域、ファンをつなぐ存在として活動しているという。現在メンバーを募集しているということなので、興味があればネットで検索してみるといいだろう。
彼女たちのパフォーマンス披露は31日の午前11時過ぎからも予定されている。ごちそうを食べるのも応援してくれるので必見だ。
天候にも恵まれ、多くの人があっという間に集まり、それぞれ好みのごちそうに列を作る。
記者は一連の進行にも注目していた。MCがなかなかあざやかなのだ。もちろんプロだろうから当たり前といえばそうなのだが、さわやかな声が特徴だ。
そこで、ステージの合間を見て、「単独独占フォトセッション」をお願いした。気持ちよく応じてくれたMCは三輪朋代さん。ここに限らず、もしかしたら、どこかの何かの会場で会えるかもしれない。
そうしている間に、ステージではミスコンが始まった。ミス協会コンテスト2015と銘打って、各協会推薦の4名がエントリー。日本餃子協会からは「ぎょうざっこはるか」さん。栃木弁がものすごい、ぎょうざアイドル。
日本コナモン協会から「MOMO」さん。記者は関西に住んでいたのでコナモンといえばすぐにピンとくるが、要は粉で作ったもの全部がコナモンだ。お好み焼き、たこ焼きが特に有名だ。
日本ダイエット協会から「Yun」さん。スタイル抜群のお姉さん。MCから足の長さだけでわかると引かれていたほど。
最後は日本カレー大学から「愛」さんなのだが、本日は病欠。だが、写真を見る限りではきれいな人だ。紹介によると「3食カレーなので出る汗もカレーのにおいがするといつも言っている。」いう眉唾モノだった。
ごみ箱ではない。投票所だ。
投票は来場者が食べた割り箸をお好きなエントリー者の箱に「捨てる」事により完了する。買って食べただけ投票権があるAKB方式だと考えればよい。
なお、開票は他人が食べた割り箸を勘定するわけにはいかないので、重量で決定するとのこと。たくさん食べて推しメンを選ぼう。
報道撮影に用意された各店舗のごちそう一覧表。
どれを食べるか迷うところだが、迷っていると列が伸びるので、効率よく回ろう。
来場者にもインタビューした。
会社の先輩、後輩女子二人で来場した左・さきさん(26)、右・りょうこさん(28)。
米沢コロッケとハンバーグを食べたところで、まだこれから、ぎょうざに並ぶというツワモノだ。それほど美味しかったということか。
スマホのイベントアプリで知っていて、前から来場を予定していたというお二人。
ちなみに、さきさんは彼氏を置いてきて、りょうこさんは旦那さんを置いてきたという計画的犯行だ。
会場は大井町駅前の駅前中央通り。
京浜東北線、東急大井町線、東京臨海高速鉄道りんかい線の各線大井町駅下車すぐ。17時まで開催。
マニア厳選の「ごちそう」をたらふく食べて、季節外れの暑さを吹き飛ばそう。
※写真はすべて記者撮影。主催者または取材対象者には個別に許諾を得て掲載。
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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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