【納豆嫌い必見】あの手この手で納豆嫌いを克服してみる

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納豆。それは日本を代表する食材のひとつである。かき混ぜればかき混ぜるほど粘り気が出て、周囲に独特の香りが漂うのである。醤油を混ぜてさらにかき混ぜ、ご飯の上にたっぷりと乗せて……。ああ、たまらない!これぞ日本のソウルフード!
そんな納豆が私は大の苦手なのである。

先日、海外の友達が納豆のことを「エイリアンの口元みたいで嫌い」と評していたが、まさに言い得て妙である。どうにもあの粘り気が苦手なのだ。
とはいえ、もちろん頭ではわかってはいる。納豆を食べられるようになるにこしたことはないのだ。

そこで、どうにかして苦手な納豆を克服するすべはないものか、さまざまな調理法を試しながら模索してみようと思う。

納豆を洗ってみる

納豆が苦手な人にとって、一番の難敵はその粘り気だろう。つまり粘り気さえ取れれば美味しく食べられるかもしれない!
というわけで、納豆を洗って粘り気を取ってから食べてみることにした。

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まずはボールに納豆をあけて、水でジャブジャブと納豆を洗ってみる。

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しかし、洗っても洗っても粘り気は落ちず、先に水がヌルヌルになってしまう…。
納豆の粘り気おそるべし!

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それでも根気よく、何度も何度も洗うことで粘り気を完全になくすことに成功した!これならいける!
早速味見をしてみると……。粘り気はないが、全然うまくない。
節分の豆を水でふやかしたかのような味と食感だ。納豆嫌いでも抵抗なく食べられそうだが、純粋にまずいのだ。
残念ながらおいしいと思えなければ、納豆嫌いを克服したとは言えないだろう。

肉まんの具にしてみる

納豆は糸をひくほどの粘り気が持ち味だが、その見た目がわからなければ案外スムーズに食べられるかもしれない。臭いものにはフタ方式である。
そこで、肉まんの具をくり抜き、中身に納豆を入れてみることにした。

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肉まんを半分に割り、具をすべて取り出してできた穴に納豆を突っ込んでみる。
そして半分に分けた2つをくっつけ、見た目はただの肉まん状態に!さすがに中身が見えなければおいしそう!
そして、大きな口で肉まんを頬ばるが……一口噛んだ瞬間に広がる独特の風味と粘り気。完全に納豆そのものである。
もう少し肉まんの風味が感じられても良さそうなものだが、納豆の風味が完全に肉まんの風味をかき消していた。
残念ながら、納豆嫌いにはとても食べられるものではなかった。

凍らせてみる

みかんやイチゴなど、普通の果物を凍らせるだけでもデザート感が増すものである。
納豆も凍らせれば、もしかしたらデザートのようにサクサクと食べられるかもしれない!なんとなく粘り気も消えそうな気がする!

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というわけで、1パックそのまま冷凍庫にぶち込んでみた。

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そして数時間後。
パックから凍った納豆を取り出すと、ほぼすべての粒が一体化して凍りついていた。
取り出しても糸を引くことはなく、粘り気は完全に失われている!これはいけるかも!
そのまま一気に凍った納豆の塊にかぶりついたが……固い!ただただ固い!
粘り気や糸は完全になくなったが、ついでに食べ物でもなくなってしまったようだ。残念ながらこのままではとても食べられそうにない。

かき氷にしてみる

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凍らせた納豆は残念ながら固すぎて食べることができなかった。
しかし、固いならかき氷のように削ってみたらどうなるだろうか。
というわけで続いて、かき氷の氷の代わりに冷凍納豆を使用してかき氷を作ってみることにする。
納豆は嫌いだが、好きな食べ物に無理やり近づけることで食べやすくなるかもしれない!

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自宅用かき氷機に冷凍納豆を投入。このままガリガリと削ることに!

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かき氷機のハンドルをグルグル回すと、ゆっくりと削られた納豆が出てきた!なんだか、粘り気が戻ってきているような気がしないでもないが……。

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しかし、削られた納豆はまるでアーモンドスライスのように薄くなっていて、スイーツのように見えないこともないぞ……!

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そして、かき氷には何といっても練乳である。削り納豆の上にたっぷりと練乳をかけ、早速食べてみると……んんっ、味は冷たい甘納豆のような感じである。なかなか悪くない……!
しかし!口に入れた瞬間に納豆が溶け、一瞬で独特の粘り気が戻ってきた!
凍っている納豆は粘り気を失うが、解凍されることで再び粘り気も蘇るのである!
いくら味でごまかしたところで、独特の粘り気が戻ってしまっては厳しい。残念ながらこれも失敗だと判断するしかないだろう。

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ついでに、かき氷機械の中身も確認してみると、冷凍されていた納豆は完全に溶け、いつも通りかき混ぜた納豆のような姿になっていた……。納豆すごい……。

作戦はすべて失敗に終わった…

残念ながら今回は納豆嫌いを克服できるような調理法を発見することができなかった。
納豆嫌いでもどうにかして納豆をおいしく食べる方法はないものか。永遠の課題である。

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(執筆者: ノジーマ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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