コミュニケーションに最適? ノンアルビールを導入する法律事務所
ビールにリラックス効果があるのをご存じだろうか。
ビールといえば、合コンや飲み会などで、乾杯時の“最初の一杯”として注文する人が多く、口にすると、確かに会話が弾んでその場の空気をやわらげてくれる。では、なぜビールにはリラックス効果があるのだろうか。
ビールの原料のひとつとして欠かせないのが、一度くらいは耳にしたことがあるだろう「ホップ」。ホップは、ハーブの一種でラベンダーに似た香りを持ち、リラックス効果をもたらしてくれる。また、成分のひとつである「GABA」は、心を落ちつかせる効果があることで知られている。
それが理由かどうかはわからないが、東京都・港区にある法律事務所では、現在ノンアルコールビールを試験導入している。
その効果を尋ねてみると、西浦善彦弁護士は、「飲むと気持ちを切り替えることができるので、事件や裁判の前に飲んでいる」と話す。また、打ち合わせの場に居合わせた堀岡咲子弁護士は、「仕事の昼休憩で、このオールフリーを飲んでみたところ、リラックスした状態で同僚と話ができていつも以上にコミュニケーションが取れた」と語る。
ビジネスシーンでも“飲みニケーション”として多く用いられるビール。業務中は禁酒をしている企業が大多数の中で、ビールにリラックス効果あることが浸透していくと、ノンアルコールビールを導入する企業は今後増えていくだろう。ノンアルコールビールが会議中の机の上に当たり前のように並ぶ日もそう遠くないかもしれない。
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