分速2000コメント超え番組が2つも! 1月のニコニコ実況

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 テレビ番組やラジオなどにリアルタイムでコメントできる「ニコニコ実況」で、2011年1月のコメント勢いランキングが発表された。 

 これは1分間にコメントされた数をコンテンツごとに集計、ランキングにしたもの。日本の優勝で幕を閉じたサッカー・アジアカップの放送番組が月間1位を取るかと思われたが、実際は映画『千と千尋の神隠し』だった。

 コメント勢いランキング堂々の1位に輝いた『千と千尋の神隠し』(1月7日)。映画本編が終わり、余韻を残したまま静かにスタッフロールが流れる23時32分頃、分速2,096コメントを記録した。これは、昨年大晦日の「NHK紅白歌合戦」で声優・水樹奈々さんが歌った場面の分速1,799コメントを上回り、ニコニコ実況史上最多となった。その瞬間ニコニコ実況では、

「88888888888888888」
「88888888888888888」
「888888888888888888888888888888888888888888888888888888888888」
「88888888888888888888888888」
「88888888888888888888888」
「ほほほほほほほ」
「るるるるるるる」
「らんらんらら」

 といったコメントが猛烈な勢いで流れた(「888888」は拍手を意味するコメントで、「ほほほ」「るるる」「らんらんらら」はエンディングで流れる主題歌「いつも何度でも」の歌詞)。

 2位は「AFCアジアカップ2011 日本vs韓国」(1月25日)。宿命のライバルとされる韓国との対決は、白熱する試合になったこともあり、延長戦前半に本田圭佑選手のPKでのこぼれ球を細貝萌選手が押し込んだ0時27分頃、分速2,013コメントを記録した。コメントは得点に喜ぶ「きたあああああああ」「しゃあああああああああ」というものや、いったんゴールキーパーに止められたことにヒヤッとした「あぶねーーーーー」「どまんなかw」、ゴールを決めた細貝選手を称える「萌えええええええええええ」「細GUY」といったものが入り乱れた。

 1月のニコニコ実況は、トップこそ『千と千尋の神隠し』だったが、なんと2位から7位までを「AFCアジアカップ2011」が独占。来場者が入場できなくなる「満席」という状態が2度も出るなど、サッカー日本代表の活躍に盛り上がった月となっていた。

 なお、8位から10位は「サザエさん」がランクインしている。

ニコニコ実況1月コメント勢いランキング-ニコニコ実況 お知らせ

(飯岡幹雄)

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