ジェイ・Zとのコラボは「2度とやらない」……現代アーティストが語る
パフォーマンス・アーティストのマリーナ・アブラモヴィッチがSpike Art Magazineにて、ジェイ・Zと行った2013年のコラボレーションについて批判した。同コラボで彼女は、自身の2010年の作品“The Artist Is Present”のジェイ・Zバージョンとなる「Picasso Baby(ピカソ・ベイビー)」のビデオ製作に協力していた。
表面上では友好的に見えたものの、どうやらもっと業務的なコラボレーションだったようだ。アブラモヴィッチは同誌に対し、「ジェイ・Zは私の研究を助けるというたったひとつの条件のもと、私の作品に脚色をした。でも彼は約束を守らなかったわ」と語っている。
さらに、「彼は完全に私を利用したのよ。フェアじゃないわ」と続ける彼女。ジェイ・Zとの仕事に後悔の言葉を明言しているわけではないが、「とても腹立たしく」思っていることは認めた。
アブラモヴィッチは同パフォーマンスについて、「結局、一方通行の取引に終わったわ。もう2度とやらない。それだけは言える。もう2度とね。ああいう世界には本当に馴染めないわ。こんなの初めてのことだったし、こんなことが起こるなんて思いもしなかった。とても残酷で、信じられないことだわね。もう絶対、こういうことには近寄らないでおくわ」と話している。
同記事を受け、ジェイ・Zの代表からコメント要請に対する解答は今のところない。
関連記事リンク(外部サイト)
ウィズ・カリファ絶好調! 洋楽チャート4週目の首位をゲット、米英No1.のマムフォード&サンズが4位に急上昇
ジョージ・クルーニーが映画『トゥモローランド』のプロモーションで8年振りに来日決定
テイラー・スウィフトが「バッド・ブラッド feat. ケンドリック・ラマー」配信開始 豪華過ぎる友人スターと共演したMVもYoutubeに公開
国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!
ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。