まるで絆創膏!?肌に直接くっ付けて、生体データを計測するユニークなウェアラブル
ウェアラブルと聞くと、腕に着用する時計型、リストバンド型を想像するかもしれない。今回紹介する「AmpStrip」は、もっと思い切ったウェアラブルだ。なんと、絆創膏のように肌に直接くっ付けてしまうというもの。
・生体データを計測する、デジタル絆創膏
いわゆる“デジタル絆創膏”は、ワイヤレス通信する機能を保有していて、着用者の心拍数や動作、呼吸、肌の温度、歩数、カロリー消費のほか、姿勢、睡眠状況、ストレスレベルといったデータまで計測。Bluetoothを通じて、リアルタイムでユーザーのスマートフォンにデータを送信する。
「AmpStrip」の本体は、長さが8.9、幅が2.5センチメートル、厚さ6ミリメートル程度のサイズ。これほど小型にも関わらず、ECG(心電図)センサー、3つの加速度計、バッテリー、Bluetooth LE発信器が搭載されている。内部メモリーも収容していて、スマートフォンが付近にない場合にも、24時間計測データを集約可能だ。
・ウォータープルーフなので水泳もできる
医療レベルのシリコンモデュールでできており、非常にフレキシブルなつくりになっているので、体や皮膚にフィットする。しかもウォータープルーフなので、汗にも強く、水泳などの運動時にも用いることができるという。
・ワイヤレス充電が可能
また、デバイス本体には20mAhのバッテリーが内蔵されていて、ワイヤレスで充電が可能。フル充電までには2、3時間程度かかり、使い方にもよるが最大で7日間電池がもつという。
・他サービスとの連携も視野に
専用のアプリは、iOS、Androidの両方に対応。今後は、EndoMondo、RunKeeperなどの他関連サービスと連動させることも視野に入れているという。
・より正確なデータ計測が実現
開発者によると、肌に直接つけて計測をするため、より正確な生体データの読み取りができるという。しかも、時計やリストバンドのように、いかにも着用している、といった感じがなく、ファッションを選ばないのも利点だろう。
資金調達プラットフォームIndiegogoでキャンペーンを成功させた「AmpStrip」。販売セットの中には、デバイス本体、ワイヤレス充電器、30個の粘着シートが同梱される見込み。提供開始は8月を予定している。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。