【Interview】公式チャンネル開設でますます便利に!話題のニュースアプリ「カメリオ」を探る
人口知能ニュースリーダーによって、自分好みの最新記事が届く、人気のキュレーションニュースアプリ「カメリオ」に公式チャンネルが開設される。
2014年「AppStoreベストアプリ」に選出されるなど、各方面から注目の本アプリ。リニューアルの詳細を探るため、白ヤギコーポレーションのCEO、シバタアキラ氏から話を聞いた。
・お気に入りのメディア記事を逃さず読める!
Q1:まずは、「カメリオ」提供のきっかけと経緯から、お聞かせください。
「カメリオ」は、ユーザーそれぞれが、自分だけが知りたい情報を深く知るためのニュースサービスです。
私自身、新しいテクノロジーの動向は逃さず知りたい人間で、また音楽が大好きだったりと、忙しいけれど追っておきたい情報が、たくさんあります。
もともと私は、高エネルギー物理学でビッグデータの統計解析の研究をしていたことがあり、その経験から現在のサービスを開発するに至りました。
現在「カメリオ」で使われている人工知能アルゴリズムは、主に自然言語処理という技術ですが、私が研究のときに使っていた統計解析の理論が応用されています。
また、その後私は、経営コンサルティングの仕事をしていたのですが、そのときにプロジェクトがコロコロ変わるごとに大量の情報収集をし、しかもクライアントよりも、彼らの会社についての最新情報を仕入れないといけない環境にあって、もっと情報収集を正確に、簡単にしたい、という思いがあり、「カメリオ」を発案した次第です。
Q2:今回の公式チャンネル開設では、どのような点が変わるのでしょうか。
今回は、大幅なデザインリニューアルではありませんが、一つ、大きな変更点があります。
「カメリオ」は、今までは「テーマ」と言われる塊で情報をフォローできるサービスで、「ガジェット」「マーケティング」「Apple Watch」「シバタアキラ」など、抽象的なテーマから具体的なテーマまで、メディアを横断して情報収集するのが特徴でした。
今回「チャンネル」という形で、各メディアを追えるようになったことで、RSSリーダーのように、お気に入りのメディアの記事を逃さず読むことが、可能となりました。
・個々のユーザーに合わせてコンテンツをカスタマイズ
Q3:「カメリオ」と他のニュースアプリとの違いは、どこにあるのでしょうか。
出てくるコンテンツが、個人個人にカスタマイズされることです。
「カメリオ」は、追われているテーマに関係性の深いコンテンツをいろいろなメディアから収集し、また読んでいる記事から、ユーザーの興味を学習し、コンテンツのレコメンドをしてくれます。
このように、各ユーザーが深く知りたいことを持ってきてくれるのが、「カメリオ」の一番の特徴で、他のニュースアプリとは違い、夜の時間にゆっくり読んでくださる方が、大変多くなっています。
典型的なニュースアプリは、朝の時間がピークになりますが、「カメリオ」は、夜10時から11時くらいがアクセスのピークです。
Q4:今後の展開について、教えてください。
今後はさらに継続して、どんどん精度を上げていきます。
特に、「カメリオ」を始めたけど追いたいテーマが見つからない、という声をいただいておりますので、自分でも気づかなかった、でも追っていると、すごく便利なテーマのおすすめ機能を、充実していきます!
「カメリオ」を使って、どんどん新しい興味を見つけてほしいと語る、シバタ氏。公式チャンネルには本媒体、「Techable」も参加。こちらも、乞うご期待である。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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