「DAYS JAPAN写真展2015」フォト・ジャーナリストが写した世界の真実。5/29(金)〜
第11回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞 審査員特別賞/「ガザ」撮影:オリヴァー・ヴァイケン(epa)
日本で唯一のフォトジャーナリズム誌として、世界の真実の姿を伝えてきた月刊誌DAYS JAPAN。その写真展「DAYS JAPAN写真展2015」が5/29(金)より開催される。
2005年より始まった「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」は「人間や自然の尊厳」と「被害者の立場」からの視点を守り続ける日本初の本格的な国際レベルのフォトジャーナリズム賞として、世界的に高い評価を受けている。
この展覧会では、「第11回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞 受賞作品」を中心とした約70点の写真展示や関連イベントを開催。
ガザ、エボラ危機、ウクライナの戦闘地域、クルド人難民…。
いずれの受賞作品も、フォト・ジャーナリストが自らの命も危機にさらしてまで撮影した「世界の厳しい現実」であり、強く印象的な作品ばかりだ。
第11回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞1位/「リベリアを襲うエボラ危機」撮影:ジョン・ムーア(Getty Images)
第11回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞2位/「ウクライナ戦闘地域で生きる人々」撮影:ヴァレリー・メリニコフ (Rossiya Segodnya)
第11回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞3位「シリアとトルコ国境のクルド人難民」 撮影:イスマイル・フェルドゥス(Corbis)
また同会場で、関連展示として、『地球に生きる2015-忘れたくない沖縄・辺野古の海のこと』を開催。ウェブサイトDAYS GLOBEの閲覧やバックナンバー、関連書籍などの販売も行う。
心に刺さる写真の数々。世界の真実の姿を認識し、どんな未来に向かっていくのか。考えさせられる良い機会となるはずだ。
【展覧会情報】
写真展「DAYS JAPAN写真展2015 地球の上に生きる」
会期:2015年5月29日(金)〜6月21日(日) 11:00〜19:00
入場:無料 ※会期中無休/最終日のみ17時まで
会場:世田谷文化生活情報センター ワークショップB/生活工房ギャラリー
住所:東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー4階/3階
アクセス:東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋」駅直結
TEL:03-5432-1543
http://www.setagaya-ldc.net/
関連イベント
1.体験セミナー『イラクの素顔を知る体験講座〜人情あふれる“紛争地”のお話』
私たちが日頃「紛争地」として見ている中東・イラク。一方で現地にはチグリスの豊かな文化があり、人情にあふれた人々の掛け合いがあります。本セミナーでは、「イラクは暖かい!」という思いを胸に支援活動をしているNGOの大阪出身スタッフを進行に迎えて、イラク訪問体験を伺いながら、[人はどうしてぶつかってしまうのか?」「争いを避けるにはどうしたらよいのか」を考える、現地でも行っているワークショップを体験します。
日時:6月7日(日)14時〜16時
会場:セミナールームAB(5F)
進行:池田未樹氏(認定NPO法人日本国際ボランティアセンター イラク事業担当)
参加費:500円 定員:30名(事前申し込み)
申込み方法:メールもしくは電話で生活工房まで
2.トークイベント『ジャーナリストの視点で』
フォト・ジャーナリスト・広河隆一氏は、死と隣り合わせの現場に立ち、世界の様々な問題を写真を通して伝え続けています。今回も写真展とともに、世界の厳しい現状を理解すること、それらの問題に対してどう向かい合うべきか?ジャーナリストの視点からお話を伺います。
日時:6月14日(日)14時〜16時
会場:ワークショップルームA(4F)
講師:広河隆一(フォトジャーナリスト、DAYJAPAN発行人)
参加費:500円 定員:50名(事前申し込み)
申込方法:メールもしくは電話で生活工房まで
都市で暮らす女性のためのカルチャーWebマガジン。最新ファッションや映画、音楽、 占いなど、創作を刺激する情報を発信。アーティスト連載も多数。
ウェブサイト: http://www.neol.jp/
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