ゲーム会社イメージエポックが破産手続きを開始 負債は11億
イメージエポック ロゴ
ゲーム開発会社・株式会社イメージエポックが破産手続きを開始していたことがわかった。
同社は、「セブンスドラゴン」シリーズや「ブラック★ロックシューター THE GAME」といったゲーム作品の開発をてがける会社。RPG作品にこだわりを見せる開発でその認知度は高い。
帝国データバンクによると、2014年11月には実質的な活動を停止しており、負債額は、同時に破産手続き開始となった関係会社の株式会社スマイルオンラインゲームとあわせて11億300万円にのぼるという。
RPG作品の開発に定評のあるゲーム会社
イメージエポックは、2004年に創業し、2005年6月に株式会社化したゲーム開発会社。代表は御影良衛さん。
「時と永遠~トキトワ~」「セブンスドラゴン」「ブラック★ロックシューター THE GAME」などのRPG作品の開発を手がけ、2011年9月期の年収入高は約17億5100万円を計上していた。
2010年には「JRPG宣言」を発表。売上的にピークが過ぎ、海外からは時代遅れとも揶揄された日本のRPG作品で今一度面白い作品をつくるという意気込みで多くのゲームファンの注目も集めた。
インターネット上では前から心配する声が
しかし、2015年4月からイメージエポックの公式サイトにアクセスできなくなる状況が続いていた。
その後、同じくゲーム会社のアイディアファクトリー代表の佐藤嘉晃さんがTwitter上で「御影社長と連絡が取れなくなったので、連絡可能な方は伝えてください」と異例の呼びかけを行うなど、心配する声が多く上がっていた。
数日前からみずほ銀行による「コンテンツ業界の展望」と題したゲーム業界の不況についても細微に渡って分析・記述された産業調査書も話題になっており、多くのゲームファンの間で議論となっていた。そんな中でのイメージエポックの破産手続きの報となってしまった。
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